大阪にある総合印刷会社ケーエスアイは企画・編集・デザインから印刷・製本までトータルに対応します。

環境に配慮した用紙のご検討は如何でしょうか?

ZERO CO2 PAPER CARBON OFFSET

SDGsや脱炭素化社会の実現に向けて、我々印刷に携わる会社も様々な活動を行っています。その一環として、今回は環境に配慮した用紙のご紹介をさせていただきます。

皆さん、『カーボンニュートラル』という言葉をお聞きしたことがあると思います。

二酸化炭素など温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させ、その排出量を「実質ゼロ」に抑える、といった考え方の事です。日本でも2050年カーボンニュートラル目標を掲げ、CO2実質排出量ゼロを目指しています。

その理念のもと、たくさんのしくみや製品が各業界で産み出されていますが、その一つとして「ZERO CO2  PAPER (ゼロCO2ペーパー)」という用紙があります。この用紙は、森を守り、育てるCO2削減プロジェクトの活動を支援しており、これを印刷物に使用する事でCO2削減活動を間接的に支援する事になる印刷用紙です。「ZERO CO2  PAPER」のロゴと共に、この用紙を使用する事によるCO2の削減量を印刷物に明示する事もでき、環境に対する活動を印刷物で明確にアピールする事ができます。

またその他の環境配慮の用紙として、さとうきびの絞りかすを木材パルプの代わり使用した用紙「バガス」などが従来から使われています。こういった用紙を積極的に採用するだけでも、森林伐採量を減らせるので森林保護やCO2の削減に役立つと言えると思います。

一方、SDGsの課題のひとつ、フードロス問題に対して配慮された用紙などもあります。

廃棄されるお米や加工・流通段階で発生する食用でないお米を材料にした用紙や、同じく廃棄される予定の人参の皮を木材パルプに混ぜて抄造した用紙などです。こういった用紙は売上の一部を、余った食材を活用し生活困窮者などへ支援するフードバンクに寄付されているものもあり、フードロス削減の活動に役立っています。

印刷用紙は一般的な上質紙、コート・アート紙の他に、様々な特性や付加価値を持った用紙が存在します。もし印刷用紙の選定でお困りの際には、脱炭素化社会やフードロスの観点から用紙を選択してみるのは如何でしょうか?

少しでもご興味がある方は、弊社営業までお声掛け下さい。ご希望にそった印刷用紙をご提案させていただきたいと思います。

KIMURA
Who is KIMURA?
株式会社ケーエスアイに平成2年入社、営業部配属後、関連会社の株式会社アクティへ出向。
その後、本社営業部長、製造部長を経て 現在、経営企画室長。
テーマパークが大好きで、毎年USJの年パスを購入し、休みの日、稀にUSJに出没する。