大阪にある総合印刷会社ケーエスアイは企画・編集・デザインから印刷・製本までトータルに対応します。

コロナで変わる接客営業

残暑厳しい折り、皆さま如何お過ごしでしょうか?

今年は例年とは違ったお盆を過ごされた方も多いかと思います。コロナウイルス感染拡大に対する危機感を持ち、人との接触を避けるなどの対策を取りながら、様々な形での休暇を過ごされたのではないでしょうか。

さて、ビジネスの世界でも、感染問題で人との接触を避ける動きが広がっています。

東京の家電量販店の一部店舗ではビデオ会議システムを使った遠隔接客が行われています。販売員が来店客の呼び出しに応じて、オンラインで電化製品の説明してくれるといったしくみで、販売員は遠隔地に居ながら接客が行えるようです。こんな売り場が今後増えてきそうですね。

また、冠婚葬祭では、以前からリモートを活用した葬儀が話題となっていましたが、家ごとに専用ページを設けて、遺族は訃報をメールやLINEで配信し、供花や香典もクレジット決済で受け付ける。葬儀はネット配信され、喪主の挨拶も動画で配信可能で、会葬者は香典返しをネットカタログから自分で選べるといった、すべてオンラインで完了させる新しい取り組みも始まっているようです。

また自動車業界でも動きが出てきています。米のテスラを始め、海外では多くの自動車メーカーが販売店を介したオンライン販売を行っています。そんな海外に比べ遅れていた日本ですが、この度、海外自動車メーカーの日本法人が、販売店に行かずに、車の検索から納車までオンラインで完結できる取り組みを始めたようです。自動車の価格を考えると、書籍や音楽のようにオンラインで購入を決めることは難しいのではないか?と危惧してしまうのですが、今や住宅関連も検討、契約までオンラインで行われ、契約書や鍵を郵送で送る時代。明らかに販売チャネルは変わってきているのですね。

その他、様々な業界にて、同様な取り組みが急激に進んでおり、営業・接客の脱対面が広がっています。

これらは、当然コロナ禍に対応した動きではありますが、以前から提唱されている働き方改革を考えると、本来の進むべき動きがコロナによって加速されたと見るべきです。

先日発表された国内の人口は11年連続で減少、生産年齢人口(15~64歳)も過去最低を更新した事情を鑑みても、企業として効率化、合理化を進め、競争力を上げていかなければならない時代です。

大阪の印刷会社であるケーエスアイも、コミュニケーションカンパニーを目指す上で、人々のコミュニケーションのカタチが変わる新しい生活様式も視野に入れて、今後ますますご提供できるサービスの幅を広げて行きたいと考えております。

KIMURA
Who is KIMURA?
株式会社ケーエスアイに平成2年入社、営業部配属後、関連会社の株式会社アクティへ出向。
その後、本社営業部長、製造部長を経て 現在、経営企画室長。
テーマパークが大好きで、毎年USJの年パスを購入し、休みの日、稀にUSJに出没する。