大阪にある総合印刷会社ケーエスアイは企画・編集・デザインから印刷・製本までトータルに対応します。

みなさま、明けましておめでとうございます

みなさま、明けましておめでとうございます。
旧年中はたいへんお世話になり有難うございました。
今年も何卒よろしくお願いいたします。

いよいよ2020年、オリンピックイヤーの始まりです。
1964年の東京オリンピック・パラリンピックから56年。今年の7月から、東京オリンピック・パラリンピックが順次開催されます。ワクワクしますね。因みにその経済効果は全国で30兆円を超えるとも試算されているようです。

また春には次世代通信規格「5G」の本格的なサービスも開始予定。通信速度が現行の規格の100倍となり、様々な産業や社会、企業での活用が期待されています。これは、これまでの流れを大きく変えるエポック的な出来事です。また、これに併せて、政府も2020年を「デジタル元年」と位置づけ、デジタル社会のルールも急ピッチに整備されていくようです。

一方、働き方改革にまつわる各種制度も昨年に続いて順次適用され、中小企業でも働き方改革への取り組みが具体的に進んでいくと見られています。(テーマパーク好きの私としては、今年のTDLの「美女と野獣」テーマの新エリア(春予定)やUSJでの任天堂キャラクター「マリオ」の新アトラクション(夏予定)も非常に気になりますが・・。)

これら社会の大きな流れにうまく乗り、自社のビジネスチャンスにどれだけ繋げれるかが非常に重要な年では無いでしょうか。

さて、我々の印刷業界ですが、今年開催予定の印刷業界の展示会のテーマを見てみると、page2020は昨年に引き続き「デジタル×紙×マーケティング」、大阪のJP2020はICTと印刷展「印刷からとびだす印刷展」となっております。

ここ数年来のキーワードである「マーケティング」と「自動化」はまだまだトレンドの様ですが、その意味合いも少しずつ変化していると感じます。
モノづくりにおける自動化は、人口減少による人手不足に対する重要なテーマですが、自動化されたラインに仕事が入らなければ元も子もありません。自動化の前にその自動化ラインに適応する仕事が用意されているかどうか、つまり需要構造の確立が必要であるとされています。

その為には自動化と併せて、需要を創造する「コトづくり」も念頭にすすめる事が非常に重要ではないでしょうか。「コトづくり」の一つの手段としてマーケティングの活用が上げられます。お客さまの日々の困り事や真に求めている要望を引き出し、それに対する改善策を提示する。また、業界や企業の情報を収集し、3C分析やSTP分析を駆使しながら、論理的な思考でお客さまを成功へ導くお手伝いを行う。今後は、そのような提案力と実践力を持った企業が求められており、その力こそがこれからの需要を確保する為に必要なスキルになってきているのではと思われます。

総合印刷会社ケーエスアイもこれらの方向性を視野に入れながら、お客さまにご提供できるサービスを拡大し、2020年も邁進する所存に御座います。

本年も皆様方のご指導、ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

KIMURA
Who is KIMURA?
株式会社ケーエスアイに平成2年入社、営業部配属後、関連会社の株式会社アクティへ出向。
その後、本社営業部長、製造部長を経て 現在、経営企画室長。
テーマパークが大好きで、毎年USJの年パスを購入し、休みの日、稀にUSJに出没する。