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2016-09-30

表紙特殊加工

毎年お仕事を頂いておりますシュゼット様の経営計画書。

その経営計画書の顔でもある表紙デザインで、

コスト・納期などの実現性と、見た目の独自性を両立できる方法がないか
山下とデザイナー(依田)と印刷の工程管理をしている(平岡)と三者が
共通の目的をもって考えます。

uchiawase

まず一つ目の案として

hotstamp

「パチカ」という特殊紙にホットスタンプで
押した部分が透けるという表現でその透けを活かしたデザイン

ただ、いつも加工を依頼している業者の方にサンプルでホットスタンプを押してもらうも
なかなか思ったような透け感が出てこず…断念

 

デザイナー(依田)からの代替案として

ただの箔押しではなくヘアライン仕上げのような柄や色で
高級感があって特別な表現をする。

やりたい方向性が決まれば、

apotori

上記の特殊加工が可能な業者を工程管理の(平岡)が選定及びアポ取りをし、

同時進行でディレクター(山下)がシュゼット様に
ラフのカンプでイメージを伝え
方向性に問題がないかヒアリング>承諾の後、

印刷加工業者と、全体の日程調整やサンプル手配や色の確認を、
工程管理の(平岡)が行います。

サンプル確認の際に加工業者様の工場へと足を運び
箔押しをしている職人の工程を見て学んで、

syokunin

前工程(デザインレベル)で後工程を見据えた方法を模索し
デザインを行います。

haku

かなりバタバタのスケジュールでギリギリ納期には間に合いましたが。

今まで挑戦したことの無い印刷の特殊加工に挑んだので、
デザイナーや工程管理をしている二人と加工業者の方の力添えが無ければ、

今回の表紙は出来てなかったと思います…。

まだまだ、周りに助けてもらってばかりで…。
いつも感謝しております。

ただ、こうやって「あ〜でもない」「こ〜でもない」と
意見が分かれたり、共感したり、されたり。して作った物が

お客様に提供できることを幸せに感じます。

siagari

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