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2015-09-18

久しぶりのブログで昔話

シエラ事業部に異動になってからはバタバタと毎日に追われている間に
気がつけば2ヶ月が過ぎちゃいましたね。。。

新しい部署で緊張もあったのか、1日過ぎるのが本当に早かったです。
いい事もそうで無いことも色々ありましたしね。。。

ただ、ブログの事忘れてた訳じゃないんですよ、ネタがなかったんです!
でもそろそろ書かないと・・・・

って事で、困った時の昔話!
僕が仕事をする上で必須のアプリケーションであり、
大事な相棒でもあるAdobe Illustrator(以下イラレ)の話でも書こうかと思います。
でも役に立つ話ではないのであしからず・・・・

僕がこの仕事を始めたのが18年程前、
その頃に使ってたイラレのバージョンは5.5でした。

img1

今のイラレはPhotoshopが必要無いくらい色々な効果が使えますよね。
でも僕が仕事を始めた頃のイラレって、
オブジェクトにドロップシャドウを付けるのも面倒だった覚えがあります。
イラレとPhotoshopを行ったり来たりして作っていました。

今って文字やオブジェクトを選択して効果からドロップシャドウでOKですよね。
でも昔はこんなに簡単じゃなかったんですよ。

(1)イラレでドロップシャドウを付けたい文字・オブジェクトを作る

img2
                   ↓

(2)文字ならアウトラインを取ってPhotoshopへパスを持って来る

img3

                   ↓

(3)そのパスで選択範囲を作って塗りつぶした後、ぼかす

img4

img5

                   ↓

(4)作ったシャドウの画像データを最初に作った文字の後ろに配置して完成

img6

もっと簡単にできるよ!とか、やり方知らないだけだよ!って声もあるかもですが
あの頃はこのやり方でやってました・・・・。

ちなみに上の方法はバックが白場だった時しか使えません。
イラレの5.5ってpsdデータを配置出来なくて、
レイヤーが統合されたEPSデータしか使えなかったので・・・

img7

↑こうなっちゃいます。
だからバックに柄があるときは、柄も含めてデータを作らないとダメでした。

※今だから言えますが打ち合わせなどで「ココとココに影をつけて下さい」なんて
 軽く言われたときは(少しだけ)心が折れそうになりましたね。

結局最後の方は面倒なので、パンフレットの表紙やゲームパッケージ等、全てPhotoshopで作った時もあります。
レイヤー数なんて50~60は当たり前みたいな、作った本人しか理解できない、
とてつもなく重いデータを作ってましたね・・・・。

その他にも昔は不自由な分、色々工夫しながらやってたような気がします。
その気持ちを忘れず、効果でごまかしたデザインに逃げずに
しっかりしたデザインが作れるよう精進します!

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