デジタルまいど No.1~N0.48
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(4) 発行日:2002年(平成14年)9月10日(火曜日) ■「digitalまいど」に関するご意見・ご感想は、株式会社ケーエスアイ「digitalまいど」編集室係(ホットラインMAIL:ksiinfo@ksinet.co.jp)まで。 取り上げて欲しい内容や、ちょっと疑問に思ってることなど お気軽にご連絡下さい。 編集後記 digitalまいど第28号 情報を伝達する手段は、1990年代以降急速に多様化してきました。 1990年ごろ「マルチメディア」という言葉を聞き始めて、当社も様々なコンテンツ制作に携わってきましたが、今までに販売用、企業向けを含めると数百のコンテンツを手がけております。1990年代はパソコンの性能や通信環境が今と比べると、極端に低く、コンテンツ制作はその動作環境に大きな制約を受けていたことを覚えています。今では通信の環境が大幅に改善され、また動画像の圧縮能力も向上し、インターネット上で映画を見ることができる時代となりました。 動画像の圧縮規格はMPEG1(CD-ROM)、MPEG2(DVD)、MPEG4(WEBを含む様々な媒体)と進化し、高画質・高音質を実現し、最後には高圧縮を可能にしました。 情報を伝達する媒体という視点で見ると、テレビでは地上波放送に加え衛星放送が始まり、物理的な媒体としては、フロッピーディスクからDVDまで大容量化し、Webは通信環境の急速な進歩に後押しされ、有効な媒体という地位をやっと築けたように思います。 しかし、様々な媒体の多種多様な情報はある意味で必要な情報にたどり着く困難さを持っています。これから大切なことは、大量の情報をどう送るかということではなく、必要な情報をどう識別管理するかが重要になってくるのではないでしょうか。暑い夏ももうすぐ終わり?待望の涼しい季節がやってきます。秋を形容する言葉はいくつかありますが、digitalまいどではつい食欲に偏ってしまう傾向がありますので、今回は“芸術"にスポットを当ててみました。 ■ちはや星と自然のミュージアム ■大阪くらしの今昔館 ちはや星と自然のミュージアムは、府民の森ちはや園地内にあり、金剛山の自然やそこから見える星空の情報拠点となる施設です。 天体観測ができる口径400mmの本格的な大型望遠鏡のほか、金剛山の自然の世界を探検できるジオラマ(模型)展示や各種催し、教室で金剛山の自然の不思議さや面白さを体験できます。9月には「秋の星空観察と天の川探検」や「金剛山野鳥観察会」なども開かれます。 桜の通り抜けで有名な造幣局は、貨幣の製造を行うため明治4年4月大阪の地で創業し、現在では東京、広島でも貨幣や勲章の製造などを行っています。また造幣博物館は、明治44年に火力発電所として建てられた建物の内部を改装し、昭和46年造幣事業100周年を記念して開設されました。 館内の史料等を見ながら貨幣の歴史、貨幣と社会の関わりなどを学ぶことが出来ます。 天神橋筋六丁目にある「住まいのミュージアム」は開館1周年を契機にその名を「大阪くらしの今昔館」と改め、古き良き大阪にタイムスリップ出来ます。9階には江戸時代の“大坂"のまちなみが再現され、8階では明治時代以降の“大阪"を代表する住宅地などが再現されています。町屋寄席、親子で独楽作り、町屋衆による楽しい町屋ツアー等各種イベントも開催されています。 ■岸和田だんじり会館 300年の歴史と伝統を誇る「岸和田だんじり祭」は、元禄16年(1703年)、時の岸和田藩主岡部長泰(おかべながやす)公が五穀豊穣を祈願し行った稲荷祭が、その始まりと伝えられております。今年は9月8日正午から「岸和田だんじり祭300年記念曳行」が行われ、9月祭礼は14日宵宮、15日本宮、10月祭礼は10月12日宵宮、13日本宮が行われます。祭りを訪れた機会にだんじり会館へも足を延ばしてみて歴史も学んでみてはいかがでしょうか。 ■造幣博物館 所在地 TEL&FAX 料金 URL大阪府南河内郡千早赤阪村大字千早 0721-74-0056 無 料 http://1000m.chihayaakasaka.osaka.jp/所在地 TEL 料金 URL岸和田市本町11-23 0724-36-0914 大人 600円 http://www.city.kishiwada.osaka.jp/hp/45/450topdanjiri.htm所在地 TEL 料金 URL大阪市北区天神橋6丁目4-20 06-6242-1170 一般 600円 http://www.city.osaka.jp/sumai/museum/所在地 TEL 料金 URL大阪市北区天満1-1-79 06-6351-8509 無 料 http://www.mint.go.jp/plant/page02-2.htmlhttp://www.mydome.or.jp/kamigata/http://www.mus-his.city.osaka.jp/http://www.city.osaka.jp/museum-art/http://www.moco.or.jp/jp/index_f.htmlhttp://www.mus-nh.city.osaka.jp/http://www.sci-museum.kita.osaka.jp/http://www.jikukan.or.jp/大阪府立上方演芸資料館 大阪歴史博物館 大阪市立美術館 大阪市立東洋陶磁美術館 大阪市立自然史博物館 大阪市立科学館 なにわの海の時空館 http://www.minpaku.ac.jp/http://www.nmao.go.jp/http://chikatsu.mediajoy.com/http://www.kanku-city.or.jp/yayoi/国立民族学博物館 国立国際美術館 大阪府立近つ飛鳥博物館 大阪府立弥生文化博物館 本編では紹介出来ませんでしたが、大阪だけでも次のような博物館や展示館などがありますので日頃興味のない方でもお近くに寄られた際には一度覗いてみるのもいいかもしれません。 なにわのカルチャー なにわのカルチャー

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