デジタルまいど No.1~N0.48
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(4) 発行日:2002年(平成14年)1月7日(月曜日) 編集後記 digitalまいど第25号 一昨年はミレニアム、昨年は21世紀の最初の年と言うことで年末から年始にかけてイベントが目白押しで、特にミレニアム年はコンピュータの2000年問題ではピリピリ・ヒヤヒヤしたのが今やもう懐かしく思えてきます。それに比べると今年のスタートは景気の低迷もあり何か物足りない幕開けです。 今号は2002年の始まりに際し、近未来の希望的予測と、最近のデジタル事情を紹介させていただきましたが、実際に今予想できることは多分ほとんどが実現可能なのだろうと思えるし、むしろ今まったく予想していないものが現れてくるのではないかと思います。 やわらかい頭で自由な発想をし、好奇心旺盛に事をとらえる。そして偶然のひらめきから新しい物を生み出す。本文で書かせていただいたいくつかのひらめきも、決して侮れないものなのだと思っています。 2002年新たな心でデジタルに取り組んでいこうと思う今日この頃です。 JQA-QM4518JQA-EM1942■「digitalまいど」に関するご意見・ご感想は、株式会社ケーエスアイ「digitalまいど」編集室係(ホットラインMAIL:ksiinfo@ksinet.co.jp)まで。 取り上げて欲しい内容や、ちょっと疑問に思ってることなど お気軽にご連絡下さい。 環境マネジメントシステムISO14001の目的 環境マネジメントシステムは経営方針の中に環境方針を取り入れ、その環境方針に基づいて計画を立て実施していくことで、その目標に対して結果の見直しや是正を実施していくのが企業の活動展開です。その目的は、企業の活動、製品又はサービスによる環境負荷(著しい環境影響)や環境リスクを低減し、発生を予防するための行動を継続的に改善していくことです。また、環境マネジメントを実施するための組織、責任、役割、手順、プロセスなどを決め、経営資源を用意します。このように環境をマネジメントするために組織全体が自主的に作成し実施していく基準となる規格がISO14001です。 認証取得までの経緯 昨年の年頭に社長方針の一環としてISO9001格上げ及び拡大、そして年内での環境ISO14001の認証取得が打ち出されました。これを受けて推進室ではまず取り組み方の検討を行い、セミナー等への参加などによってISO14001規格の要求事項についての理解を深めていきました。また環境関連法令には国、大阪府、大阪市でそれぞれの法律・条例等あり、どの法律・条例が当社に適応されるのか見当もつかない状況の中、マニュアル・規定などの作成に追われつつ各庁を尋ね回り条文を入手していきました。これにより8月22日の文書審査に始まり、9月27・28日の予備審査、そして本審査は10月30・31日のファーストステージと11月19・20・21のセカンドステージ(ISO9001定期審査との複合)と各審査を順調にクリアし、2001年11月30日に認証取得を果すことができました。 今年も「Digitalまいど」を どうぞよろしく お客さまの こころを 大切に お客さまの 経営の お役にたつために お客さまの お客さまに よろこばれるように 頭はクールでドライな デジタルで! 心はホットでウェットな アナログで!!営業部のソリューション活動 環境マネジメントシステムはこれからが本当のスタートとなります。株式会社ケーエスアイでは今後も引き続き社会環境・会社環境の改善向上に努力してまいります。 今回の認証取得にあたりましてご尽力をいただきました関係の方々には心よりお礼を申し上げます。 営業第2部 部長 山下  勲 これは弊社の〔信条〕です。いつもこの言葉を念頭に置いて営業活動に取り組むようにしています。名刺の裏にも印刷してあるので、初めて名刺交換をしたときなどは、相手の方からよくこの言葉を取り上げられて話題にされる事があります。「いい信条ですね!」、「本当にこの通りですね!」、「このようにできれば素晴らしい事ですよね!」などと言われると大変面映く、気恥ずかしい思いをする時があります。営業マンはじめ全社員がいろいろな場面でこの言葉の意味を本当に理解し、いつも実行していると言えるかどうか疑問だからです。営業部のソリューション活動とは、正にこの信条の精神を日々誠意を持って実践する事だと思います。 最近のデジタル関連の技術は大変なスピードで進歩しており、又幅広く情報や知識を修得することが大切で、営業マンは、頭を常に全回転し八方に気を配っていなければなりません。そして、ここ数年来の受注内容もどんどん様変わりしてきました。今までのペーパーへの印刷、あるいは関連のノベルティやグッズなどから情報誌と連動したホームページの制作、画像を取り入れたデーターベースシステムの構築、CD-ROMの作成、SGMLでの文章の電子化等があり、まさにマルチメディアへと進んでいく方向にあります。原稿の入稿、校正のチェックもEメールでやりとりしたり、Eコマースによる入札やオークションと、どんどん環境も変化しています。そういう事に対応できるような営業マンの養成、技能のスキルアップの一つとして、JAGAT(日本印刷技術協会)が認証するDTPエキスパートの資格取得に取り組んでいます。今は営業マンの2割の人が資格を取得しているにすぎませんが、今年中には比率を逆転させ8割の営業マンが資格を持っている状況にしたいと思っています。 お客様とのコミニュケーションをしっかりとり、"何を求められているのか"を把握して"どのようにすればいいのか"をその知識・ノウハウ・経験をフルに活用して「提案活動」、「問題をお客様と一緒に解決」していける営業活動をしたいと思っています。 おかげさまで、株式会社ケーエスアイは ISO9001の登録に引き続き2001年11月30日、 新たにISO14001の認証を取得いたしました。

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