デジタルまいど No.1~N0.48
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(1) 発行/〒557-0063 大阪市西成区南津守7-15-16 TEL:06-6652-8000(代) FAX:06-6652-8894digitalまいど 編集室 ホットラインMAIL:ksiinfo@ksinet.co.jp「digitalまいど」のバックナンバーはホームページでPDFファイルにてご覧になれます。また、印刷物をご希望の方は編集室までご連絡下さい。 ホームページアドレスはこちらです! http://www.ksinet.co.jp/ digitalまいど第25号 発行日:2002年(平成14年)1月7日(月曜日) No.25January 2002 vol.1JQA-QM4518JQA-EM1942●IT技術の革命的な進歩により私たちの生活はどんどん変化しています。ついこの間まではその変化の急激性を表す言葉としてドッグイヤーという言葉が使われていましたが、最近ではマウスイヤーと表されるようになってきているほどです。 ●電話は家、オフィス、公衆電話など、そこに行ってかけるものでしたが、いつでもどこでも必要なときに携帯電話やPHSでかけることができるようになりました。また家族そろって車で旅行に行ったなら、誰かが地図を見てナビゲーターを務めたものですが、それもカーナビが取って代わってしまっています。便利な世の中になったものです。 ●先日ある大手商社の新聞広告にこんな文章がありました。「19世紀。蒸気機関車が黒煙をあげて走り出した時代、高度10,000mを音速で飛ぶ航空機を想像できたでしょうか。電話の受信器からはじめて人の声が聞こえた時、携帯電話のある生活を思い描けたでしょうか。・・・」と、そんな昔じゃなく、ほんの四半世紀前でさえ、現在のここまでの携帯電話事情を私たちは予測できていなかったでしょうし、ほとんどの家庭にコンピュータがあってインターネットを活用している光景など想像もつかなかったように思います。 ●このようについ何年か前には考えもしなかったことがどんどんと現実のものとなってきており、子供の頃に夢見たロボットが友達になったり、自由に空を飛び回ったりすることも近い将来可能になるのかもしれません。 ●そこで2002年の始まりに際し、「Digitalまいど」では夢のような将来ではなく現実感のある3年後(マウスイヤーに換算するとさて何年になるか?)に我々を取り巻く生活環境がどのように変化しているかを予測してみました。もうすこしこんな機能が追加できれば便利になるのにとか、あの技術とこの技術が融合してくれればいいのにっという具合です。日頃デジタル情報をご提供している「Digitalまいど」の編集スタッフが、この際自分の思いを好きなように描いてみよう、と言うことになり独断で好き勝手に表現していますので、あしからず。  ●さてさて3年後の2005年にはどれだけ実現していることでしょう? 免許証認証機能 無免許運転で交通事故なんて事件が後をたたないけど、それなら運転免許証がないと車が動かないようにすればいいのでは・・・。車に免許証の読み取り装置を設けて認証設定によって登録した免許証でなければ車が動かないようにすれば車の盗難も少しは減るんじゃないかなあ。でも免許証も一緒に取られたらあきらめてくださいね。 駐車場内ナビシステム ショッピングセンターなどの大きな駐車場に入った時に空きスペースが見つけられずにウロウロした経験あるでしょ。せっかく駐車場に入れたのにイライラするよね。そこで駐車場に入ると自動的に駐車場内のナビに画面が変わり指定の駐車スペースの案内をしてくれる。これって便利だと思うよ。 車の次世代機能 ■夜間歩行者警報システム 夜間走行中に赤外線センサーにより歩行者を検知し、フロントガラス部分に注意情報を表示させる夜間歩行者警報システム。 ■車間距離制御型 低走行システム 車間距離センサーやスロットル・ブレーキ・アクチュエーターなどを利用して、ドライバーのブレーキ操作によらず自動的に適切な車間距離を保つように制御する。 他にも居眠り状態を検知し、警告音とともに目覚まし効果のある香りを放出するというようなシステムも開発中だ。 指紋認識 あまり物を持ちたくないなあ~といったところで、車のキーなどが個人認証で不要になれば・・・。たとえば、ドアの取っ手に手をかけると指紋を認識してキーレスでドアが開き、ステアリングを握ると掌紋を認識、そしてルームミラーで網膜パターンをチェックして、最後に声紋で「エンジンスタート」でエンジン始動。これって指を怪我したり風邪をひいたりしたら大丈夫なのかなあ・・・ CarLifeETC 自動車に専用の通信機器とICカードを付けて料金所に設置されたアンテナとのデータ通信により通行料金をその場で払わずに、自動的に銀行などから引き落とされるシステム。現在日本でも一部の高速道路で運用されているが、ETCを使おうとすると3,4万円の車載機器を購入しなければならない。しかしアメリカではこれを無料で配布した結果、急速に普及して、その後のサービスの向上も早まった。 けい太

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