デジタルまいど No.1~N0.48
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試験問題 (2) digitalまいど第24号 その上、Webトレーニングは質問などWebの掲示板にのせて、質問や解答を共有できるなどのメリットがあります。 コンテンツの編集技術が更に向上していくと、環境、条件、ハードを擬似的に再現する体験研修などが可能になります。 また、バーチャルに研修会を実施する仮想研修カリキュラムや仮想教室の環境を実現し、講師と研修生がONE TO ONEで質疑したり、研修生間で意見交換したりして研修効果を上げていくなどWeb上で研修会を開催することが可能になります。 ただ、これらのコンテンツを編集するには現在ではコストと手間がかかりすぎるため導入が難しいのが現状です。 誰でも簡単にストーリを作り、コンテンツを作成できるようなツールが必要で、標準的なテンプレートやウイザードによりコンテンツを編集することができる仕組み作りが必要ですが、今後このようなツール環境が整っていくのではないでしょうか。〈H.M〉 「エヌ・ティー・ティー・エックスと三菱総合研究所が企業経営者・従業員を対象に実施した『ビジネスにおけるEラーニングの利用に関する調査』の結果、回答者の84.5%が今後Eラーニングを利用したいと回答した。一方で、一人で学習を続ける難しさを普及の課題と指摘する声が多かった。」 (日経産業新聞より) 多くの企業でEラーニングの取り組みが行われています。 ほとんどの企業の知的生産現場ではパーソナルコンピューターが一人に一台の時代になってきています。更に、ITを推進しているところでは、グループウェアーの導入や教育システムの導入が積極的に進められており、情報・知識の共有が図られています。 当然、Eラーニング・Webトレーニングの利点として、発信側では講習費用のコストダウンが、また受講者側ではマイペースでの学習や交通経費を必要としないなどがあります。また、問題点として、緊張感を維持しにくい、処理速度が遅いなどがあります。 これらの問題を解決するために、特にインターネットを利用した場合には上記問題点は相反する命題となります。 当社では、情報伝達の媒体(CD-ROM、インターネット等)、受講者側の環境(不特定多数、企業内イントラネット等限定環境)の諸条件に即したコンテンツ制作を心がけています。 パーソナルコンピューターの性能や通信環境の整備はここ数年急速な進化を遂げてきました。また、Windowsもこれに呼応するように新O/S Windows XPを発売し、それぞれが相乗効果をもってITを推し進めています。 当社はコンテンツ制作の立場からITに貢献できる企業を目指しています。〈H.M〉 株式会社 ケーエスアイ 営業第一部 ソリューション室 TEL:06-6652-8081Webトレーニング概要 画面フレームの構成 ネットワークとCD-ROMと紙のテキストを組み合わせた教育・学習システム 進捗管理及び電子掲示板とE-MAILを活用した指導 講師 解答 質問 PPT/アニメ 動画、電子教材のコンテンツ 教育プログラムの内容によりネットワークとCD-ROM の使い分け 教育テキスト (ネットワークからのダウンロード) 講師 画像 ナビ テキスト 教 育 コンテンツ ムービ+音声 (M-PEG4) インターネット Webサーバ 掲示板 (利用したい内) 利用経験あり 9.5%利用したい 84.5%その他 15.5%

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