デジタルまいど No.1~N0.48
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(4)発行日:2001年(平成13年)5月15日(火曜日)政府は国民がパソコンをはじめとするIT機器を使えるように「日本新生のための新発展政策」いわゆる”IT政策”を推進しています。私たちはパソコンスクールなどで受講料のほとんどを国が負担する形で各種講座を受講することができます。初めてパソコンに触れる方はパソコンの起動と終了の方法からスタートし、ダブルクリックとは何か、どのようにしてインターネットに接続するかなど、毎日のように使っている者には……と思うことも含まれていますが、基礎の基礎から学び初めて、主婦、シルバー層までがインターネットで調べるものをしたり、ショッピングができたりとなるとそれはそれですごいことです。ここ10年ほど、企業も家庭も不況のため苦しい状態が続いていますが、日本の国が豊かであるからことできることでもあります。「IT革命」、「IT経営」などという言葉がもてはやされていますが、なにか情報機器を導入しさえすれば経営を革新できたり、自らが変われるという誤解が生まれている様に感じる時があります。情報機器の取り扱いに精通することも大切ですが、情報そのものの取り扱い一職場の仲間の知恵や知識をいかに共用するかなどをもう一度問い直す時期が来ているのではないでしょうか。パソコンは情報を処理してくれる便利な道具です。でも判断はしてくれません。最後にものを言うのは私たち自身の判断力なのですから。■「digitalまいど」に関するご意見・ご感想は、株式会社ケーエスアイ「digitalまいど」編集室係(ホットラインMAIL:ksiinfo@ksinet.co.jp)まで。取り上げて欲しい内容や、ちょっと疑問に思ってることなどお気軽にご連絡下さい。編集後記編集後記名山のうち約7割が中部甲信越に集まっていて、近畿地方は大峰山と大台ケ原山の2山だけ。創刊号はやはり富士山で山に興味の無い人でも創刊号だけは一見の価値ありです。第5位 週刊「世界の美術館」発行/講談社 全100巻(定価560円)これまで美術をテーマにした書籍は多く見られましたが、これは世界の美術館ごとに紹介。創刊号はおなじみのルーブル美術館、このルーブルだけで4巻ありオルセーやオランジュリーなどフランスの美術館が全17巻。日本の美術館は東京国立博物館など7巻です。第6位 週刊「イージー・ピーシー」発行/デアゴスティーニ 全50巻(定価500円)この本はパソコンを初歩から学ぶテキストブックで、創刊号にはなんと特製専用バインダーが付いて290円というお値打ものです。この創刊号では「さあ、始めよう」というタイトルでパソコン本体と周辺機器のしくみ、購入アドバイスなどが紹介されており、各ページが取り外せて専用バインダーにテーマごとにファイリングできるようになっています。第7位 週刊「マイ・ドールズ・ハウス」発行/デアゴスティーニ 全100巻予定(定価1390円 創刊号のみ590円)ちょっと異色のこの本は毎号ハウスパーツやミニチュア家具の組み立てキットが箱に入っていて、毎号組み立てていくと本格的なヨーロッパのドールハウスが完成する。ちなみに創刊号にはビクトリア朝のダイニングテーブルと正面玄関のハウスパーツが入っています。全100号予定されているうち、80号前後の時点でドールハウスが完成するそうです。次点  週刊「再現日本史」発行/講談社 全100巻(定価560円 創刊号のみ290円)第1位で紹介した「ビジュアル日本の歴史」の対抗馬。こちらの創刊号は「関が原の戦い」、やはり歴史モノの醍醐味はこの時代にあるのかもしれません。中でも「歴史瓦版」など事象の捉え方の切り口が面白い。新しく購入される方はこちらをおすすめします。番外週刊「デル・プラドカーコレクション」発行/扶桑社 全巻数不明(定価1380円)毎号に1/43のアルミダイキャスト製のミニカーが付いている。というよりもミニカーに解説書が付いていると言った方が正しいようなハイクオリティーなコレクション。国際規格の1/43のミニカーはそれだけでも普通1000円以上するのでお買い得といえます。創刊号にはジャガーEタイプのダイキャストモデルとマガジン・スペックカードなどがついて特別価格790円(税抜き)。以上、紹介させていただいた以外にも「週刊地球旅行」・「クラシック名曲CD集」や「隔週刊トレジャーストーン」などたくさんの種類の分冊百科が発売されていますが、いざ10冊集めて気が付いてみるとバインダー込みで約6000円、これが安いのか高いのか…。引くに引けない今日この頃です。〈H.I〉digitalまいど第21号今回は最近よく書店で目にするあの週刊カルチャー専門誌(出版業界用語では分冊百科とかパートワークとか言うらしいです)を取り上げてみました。書店の専用ラックなどに並んでいる分冊百科、毎週集めてバインダーに綴じていけば立派な全集になります。社内で聞いてみても結構購入している人がいるようで、中には創刊号だけを買っているマニアもいます。ほとんどのシリーズで創刊号は定価の半額程度のサービス価格で販売し、第2号からは定価で販売するケースが多いようです。第1位 週刊「ビジュアル日本の歴史」発行/デアゴスティーニ 全70巻(定価560円)創刊号(290円)は天下統一への道「信長、立つ」。織田信長が桶狭間の戦いに勝利して天下統一をめざしていく様子が描かれており、資料写真と豊富なイラスト、特にマンガでの解説は非常にわかりやすい。全巻読破したらかなりの歴史マニアになれそうです。第2位 週刊「ユネスコ世界遺産」発行/講談社 全100巻(定価560円)ユネスコの全面的な協力のもと、世界の文化遺産480、自然遺産128そして複合遺産22の合計630すべてを紹介していきます。写真だけでなく図解やデータもおりまぜて解説されています。創刊号には世界遺産全件リストが付録としてついて特別価格290円。第3位 週刊「古寺を行く」発行/小学館 全50巻(定価560円)定番の古寺・国宝モノ。創刊号「法隆寺」には付録の仏像案内冊子が付いて350円。 この本の特徴は奈良・京都をはじめ全国の由緒ある古寺を写真と境内イラストマップ等で紹介。また名僧物語や一般の人が拝観しても見られない仏像の写真紹介もあります。第4位 週刊「日本百名山」発行/朝日新聞社 全50巻(定価560円)北海道から九州まで日本の美しい山々の姿を四季の写真と地図やイラストで紹介します。百

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