デジタルまいど No.1~N0.48
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(3) 発行日:2000年(平成12年)11月10日(金曜日) まど香に頼まれていたデータ、インターネットで見つけたのでダウンロードしておいたよ。 ありがとう。助かるわ! でもダウンロードって時間が結構かかるのね。 リンゴのパソコンはISDNでインターネットにつながっているのかな? ISDNよ!アナログの電話回線でつなぐよりは快適だもの!でも従量制のプロバイダに加入しているのでいつもどれぐらいの時間、接続したのか気にしなくてはいけないので結構大変なの。探していたHPが見つかっても読むのは後回しにしてすぐに保存しているの。 ちょっと前までは通常の電話回線かISDN回線くらいしか現実には選択肢がなかったので、一般の家庭ではみんなダイアルアップ接続していたんだけど、最近夢の常時接続が現実のものになってきたんだ。 聞いたことあるわ! 今年の7月から本格的にサービスを開始したNTTの「フレッツ・ISDN」はISDN回線を使った常時接続サービスで月額4,500円(電話代のみ)ポッキリなんだ。これで電話代がいくらになるかなんて心配する必要はなくなるよ!でも別に「フレッツ・ISDN」に対応したプロバイダと契約する必要はあるんだ。リンゴみたいにすでにISDNで接続しているならTAを買い直す必要もないし、NTTに工事費用として2,000円を支払えばいいだけだから、導入も簡単だよ。でも通信速度は今までどおり64Kbpsっていうのが難点なんだ。 どこに住んでいても大丈夫なの? 東京と大阪の一部地域から始まったサービスだけど、NTT西日本は10月には県庁所在地クラスの都市を、年内には全市地域をカバーするみたいだよ! 他に方法はないのかしら? 12月頃から通常の電話回線を利用したADSLと呼ばれるサービスが開始されるんだ!これは下りの速度は512Kbps、上りは224 Kbpsという通信速度だからイライラすることはなくなると思うよ。 私、そっちに変えようかしら!? また、一部地域では12月から「フレッツ・ADSL」という「フレッツ・ISDN」のアクセス回線部分をADSLにした接続サービスも始まるんだ! 随分とややこしいのね。 他にも光ファイバーを使った試験サービスが12月から開始されるし、選択肢は広がる一方だ!既に多くの人が加入しているCATVインターネットっていう手もあるし、無線インターネットもあるしね。 ウーーーーン!! でもまだ試験が始まったばかりっていうことは、これからどれが主流になるか分からない訳ね!あわててサービスを申し込んでもすたれちゃったりしたら大変ね! 人口密度の高い東京や大阪からサービスが始まるのは当然のこととして、それがどれぐらいのスピードで全国に広がるかをみて、それによってそのサービスが受け入れられたかを判断するのも一つの方法みたいね。 料金のことも気になるわ!基本料金でしょ、通信料金でしょ、それにプロバイダにも支払わなくっちゃならないし・・・・・。 料金のこともそうだけど、セキュリティーにも気を配らなくてはいけないよ。無防備な状態で長時間ダイアルアップ接続したり、ISDNなどの高速なインターネット接続サービスやCATVなどの常時接続サービスなどの環境になると、悪意のあるハッカーからの侵入にも備える必要があるんだ。快適で便利になるのはいいことだけど、それには代償も伴うってことなんだ。いろいろなソフトが販売されているから調べてみるといいよ! このコーナーは皆さまの身近にあるコンピュータ上で起こるさまざまなトラブルを未然に防ぐ方法をお知らせするコーナーです。 第17回 登 場 人 物 今月号のひとこと ◆プロセッサー教授(?歳) アンチウィルスソフトをインストールするともう万全!と思っている人もいるけど、毎日のように新種のウィルスが発生しているんだ。ウィルス定義ファイルを更新しないと意味が無いから注意が必要だよ。 ◆まど香(年齢不詳、改名して7年) ちょっと前に4桁バージョンを出したと思ったら、今度はMeよ。MyでもなければHerでもないの。Millennium Editionってことよ!誰っ、便乗商法が得意だって言ってるのは? ◆リンゴ(24歳) まど香に次々と変身されてばかりじゃ悔しいので私も頑張ってるけどなかなかなの。今度はXよ!10度目の変身よ!×(ペケ)じゃないわよ! いろいろあるインターネットの接続法 リンゴ まど香 リンゴ 教 授 リンゴ 教 授 リンゴ 教 授 まど香 教 授 まど香 教 授 リンゴ 教 授 リンゴ 教 授 リンゴ まど香 リンゴ まど香 教 授 〈ロボット型〉 ● goo 定番的サーチエンジン、日本最大規模(3500万URL)のデータベースから検索できる。辞書などのツールも充実している。 〈http://www.goo.ne.jp〉 ● infoseek Japan ポータルサイト化しつつあるが、ロボット型の老舗的存在、情報検索量も多い。 〈http://www.infoseek.co.jp〉 ● Google(日本版) 独特のページランク技術により、より重要度の高いページから検索結果を導く今注目のサーチエンジン。 〈http://www.google.com〉 ● LYCOS(日本版) キーワードの絞り込みで細かい検索ができる「スーパーサーチ」がおすすめ。 〈http://www.lycos.co.jp〉 〈ディレクトリ型〉 ● Dragon Next カテゴリー分類や新着情報のある標準的なサーチエンジン。プレゼント情報の検索もできる 〈http://www.dragon.co.jp/index.shtml〉 ● OCN navi(NTTコミュニケーションズ) NTTが主催するだけあって情報量は多く、使いこなすと重宝なサーチエンジンです。 〈http://navi.ocn.ne.jp/〉 ● ひらけごま 子供だって探したい!・・・ 検索ボックスも「さがしたい言葉をいれてね」とわかりやすい。 〈http://www.krp.co.jp/toss〉 〈メタ型〉 ● ナレッジクエリーサーチ 〈http://kd.iws.ne.jp/kms/kqs/〉 ● Metcha Search Engine 〈http://bach.seg.kobe-u.ac.jp/metcha/〉 サーチエンジンとは、インターネット上にある膨大な情報の中から自分に必要なものを探し出すシステムです。知りたい情報を掲載しているサイトのURLやサイトの概略を知ることができます。サーチエンジンには情報の収集方法によって主に「ロボット型」「ディレクトリ型」「メタ型」に分類することができます。 ロボット型はWWW検索プログラムが自動的にサイトを巡回してページデータを収集します。データベースの情報量が多いため幅広い検索が可能ですが、不完全な検索文だと、絞り込みに時間がかかることがあります。探すもののイメージがはっきりしている人向きです。一方ディレクトリ型は情報の入力などがマニュアル処理されており、ユーザーが情報を絞り込みやすく一般的によく使われています。説明文の信頼性が高い反面、未登録サイトは検索対象にならず、ロボット型に比べると情報量は少なくなります。特に対象のない何か情報がほしいという時などに向いています。そしてメタ型は、今はまだ研究段階のサイトが多いのですが、複数のサーチエンジンを同時に使って情報を収集し、それらのサーチエンジンからの返答を編集した形で情報を提供します。 @サーチエンジンって何? 代表的なサーチエンジンサイトの紹介

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