デジタルまいど No.1~N0.48
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digitalまいど 2000年1月号 ミレニアム特別号 発行日:2000年(平成12年)1月1日(土曜日) 取り上げて欲しい内容や、ちょっと疑問に思ってることなどお気軽にご連絡下さい。 ■「digitalまいど」に関するご意見・ご感想は、 株式会社ケーエスアイ「digitalまいど」編集室係 (ホットラインMAIL:ksiinfo@ksinet.co.jp)まで。 [七福神の由来]  七福神とは、恵比須神、大黒天、毘沙門天、弁財天、福禄寿神、寿老神、布袋尊という七人のメンバーで構成されており、彼らのうち恵比須神だけが日本古来の神様で、大黒天、毘沙門天、弁財天はインドの神様、福禄寿神、寿老神、布袋尊は中国の神様です。 最初、恵比須さんと大黒さんが盛んに祀られましたが、室町時代、禅と茶道が流行し竹林の七賢人などの絵が書院や茶室の床掛けに人気をよび、このため、七賢になぞらえて福神を七人にしようと恵比須、大黒天に次々と神様を追加したとのことです。江戸時代から、京都の人は正月二日の夜に、宝船に乗った七福神の絵を、枕の下に入れて縁起の良い初夢をみようとしたり、元旦から七草までの間に七つの神を巡回して福を祈る習慣が生まれました。世の東西を問わず「7」は、縁起のよい数字とされていますが、七福神の「七」は、中国の竹林の七賢にあやかったとも、仁王般若経「七難即滅、七福即生」の出典によるものともいわれています。 海運守護・商売繁盛の神 第1位 恵比須(えびす)<日本> 右手に釣竿、左手に鯛を抱えています。海のかなたから渡って来た豊漁をもたらす神様。10月に各地の神様が男女の縁結びを相談するため出雲に集まるので、神様が留守になる。そこで神無月と呼ばれるこの期間、他の神様に替わって私たちを守ってくださるのが恵比須さまである。 福徳・財宝の神 第1位 大黒天(だいこくてん)<インド>  頭巾をかぶり、右手に小槌、左手は背負った大きな袋の口を握り、米俵の上に乗っている。原形は闇の神様で、ヒンズー教ではシヴァ神の恐ろしい化身と考えられているが、「大黒」が「大国」に通じるところから、出雲大社に祀られている大国主命と混同される。 財宝・戦闘・勝運の神 第1位 毘沙門天(びしゃもんてん)<インド> 肌は黄色くて怒りの形相、甲冑を着け、手には宝塔を持つ。四天王および十二天の一人でもある。単独の場合は毘沙門天、四天王の時は多聞天と呼ばれる。意味はすべてのことを一切聞き漏らさない知恵者という意味です。 農業・音楽・芸能・知恵の神 第1位 弁財天(べんざいてん)<インド> 略称“弁天”。琵琶を弾いているのが代表的な姿。印訳“サラスバティ”は「水をもつもの」の意。水の流れは音楽やよどみないおしゃべりに結びつき、芸能の神様としても信仰されている。 円満の神 第1位 布袋尊(ほてい)<中国> 肥満体で腹が出ていて、布の袋を持つ。中国の唐代末に実在した坊さん。日常必需品が入った布袋をもち、占いや天候を予知することが得意であった。弥勒菩薩の化身と言われる。 長寿を授ける神 第1位 福禄寿(ふくろくじゅ)<中国> 寿老人(じゅろうじん)<中国> 福禄寿は中国の道教の神様で人の命をつかさどる神様。頭が長くほぼ二等身の体形。鶴亀を愛した老人の神様で、福は幸福、禄は高給、寿は長寿につながる。 寿老人は老子の化身といわれ、長い白髪、長い頭の仙人姿。鹿を伴い、桃を持っているのも特徴です。 寿老人は福禄寿と同体異名であるという説もあることから、稀に寿老人の代わりに吉祥天(きっしょうてん)を入れることもある。(※一般的ではない) (4) デフレ経済のあらゆるものの価格が下落するなかで、値上がりしているのは株と円と石油だけといわれる(実際には紙も何故かしら値上がりしている)。特に株式相場のなかでもインターネット関連株の異常なまでの高騰によって株価全体を引き上げる牽引車の役割をはたしているようである。 インターネットの普及が急速で、日本での利用者も2000万人を超えるといわれ、世帯普及率も10%を超える状況となり、いよいよサイバー社会の到来が現実のものとなってきた。インターネットを活用して商売をする、即ちeビジネスに対する関心が急速に高まっている。 アマゾン・コムに代表されるインターネットショッピングが急成長し、アメリカのクリスマスプレゼントの10%近くをインターネットショッピングが占めつつあるようである。 日本でもあらゆる商品がインターネットで店舗を開いて販売されている。まだまだ成功例は少ないようであるが、業績をのばしているケースのほとんどが、半年から数年以上もの試行錯誤を繰り返して、顧客満足を高めることに成功した店舗のみが繁盛しているようである。 人通りの多い場所に店を開いたから必ず客が来る訳ではない。いくら人通りの多い地域でも、流行っている店と閑古鳥が鳴いている店の両極端が必ずある。 インターネットでの店舗も商売の原点である、価格・品質・納期・メンテナンス等で他店に勝る付加価値を評価されなければ商売繁盛と行かないのはあたり前である。 初期投資も少なくて済み、立地も問題にしないサイバーショップはわれわれ中小企業が持つ潜在能力、ノウハウを活かす大きなビジネスチャンスの一つである。 そんな中、本誌も13号の発行を迎えることが出来ました。これも偏に皆様方のご厚情によるものと感謝致しております。今後とも末永くご愛読下さいますようお願いいたします。 株式会社ケーエスアイ 代表取締役社長     南   貴 夫 今回は、縁起よく七福神様の登場です。神様に順序をつけると罰が当たりそうなのでランキングではみんなが1位になってしまいました。七人の神様のご利益を授かりに、新年に七福神めぐりをしてみては? ●この印刷物は再生紙を使用しています。 NNOOWWラ ラ ン ン キ キ グ グ ン ン 福禄寿 寿老人 布袋 大黒 恵比須 弁天 毘沙門天

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