デジタルまいど No.1~N0.48
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このコーナーでは皆さまにデジタル化を推し進めてゆくためにお役に立つ情報を紹介します。 どうでしたか?参考になりましたか? 「買い!」とは言うものの結局は財布の中身との相談ですね。情報に踊らされないで、かしこい買い物をしましょう。 digitalまいど 2000年1月号 ミレニアム特別号 いよいよ西暦2000年。千年紀(ミレニアム)と呼ばれる本年は20世紀最後の年として各地で色々な行事が行われ何かとあわただしい年になると思います。そこで、皆さまにとっても今年をメモリアルな年にされては如何でしょうか? 『これまでの自分の生涯を後世の人々に伝えたい。』『自分の生きた証を何らかのカタチで残したい。』その気持ちは少なからず誰もが持つ願望ではないでしょうか。これは、近年、「自分史」や随想集などがひそかなブームとなっている事からもうかがえます。 ミレニアムを機に、これまでの自分自身の生涯を綴った自分史や回想録、体験記、寄稿集、又は自分の趣味の世界を昇華させた歌集や写真集、絵画集等を作って見てはいかがでしょうか? パソコンやワープロの普及で、少しの勉強と根気さえあればどなたでも作れる時代となりました。個人で作る自費出版も手の届く所に来ています。但し大量の部数や本格的な印刷の精度を要求する場合、専門のシステムが必要となり、素人の方での作成には難しい問題がでてきます。 当社では自分史や企画本の作成を、企画・デザイン~印刷までトータル的にサポート致しております。また小ロットの印刷物でもオンデマンド印刷機「ドキュテック」*でパソコンデータをそのまま出力印刷し、従来の製本機で製本。あなた個人のオリジナル印刷物を低コストで作成することもできます。 文章は書いたのだけれどどうしよう、ワープロで文字は打ったけどどうしたらいいの。ご安心ください。こういった場合も後は当社におまかせください。 また、情報発信する場として身近なものとなったインターネットですが、Webコンテンツを作成するのは、印刷物データを作るよりも簡単です。ホームページビルダーやページミールなどのソフトを使い、デジカメで撮影した写真データを配置してご自分の自分史を作る事も可能です。これを、Web上で公開するのはもちろんとして、CD-RやCD-RWにデータを落とし込み、オリジナルのCD-ROMを作る事も可能です。但し、いざ制作するとなると、時間的な問題や技術的・設備的な問題で制約が出てくると思います。 当社では、これまで数々の企業様のホームページやCD-ROMを作成してまいりました。その実績を活かし、様々なメディアでの皆様の自己表現をお手伝いいたします。これを機会にとお思いの方は、お気軽にご相談下さい。 その昔、あの宮沢賢治も「注文の多い料理店」を自費出版で世に出したという逸話もあります。輝く才能はあなたの中に隠されているかも知れません。 *ドキュテック(DocuTech):デジタル技術を使って大量の文書を読み取り、高速にプリント、丁合、さらに表紙カバーを付けて綴じるなどの製本、原稿の保管までを一貫して行う高品位な電子印刷出版システム機。DTPソフトで作成したデータを直接出力する事も可能。 NOWPRINTING(2) 営業部 企画営業課 木 村 昌 三 〈お問い合わせは106-6652-8800まで〉 皆さまもこれをお読みになって興味をもたれたら、弊社にご連絡下さい。 イクしそうだ。すでにDVDビデオの映画タイトルもどんどん増え、レンタルビデオ店でも普通に見かけるようになった。 また、音楽CDに代わるDVD-Audioの方はセキュリティなどの問題で夏まで発売延期と、まだまだこれからだが、要チェックだ。 プレステ2を買うのならあえてDVD専用プレーヤーは不要だろう。また映画タイトルもVHSビデオより画質・音質ともに格段に優れているDVDが「買い」だ。 パソコンのDVD-ROMドライブ 小さなパソコン画面でDVDビデオを見ますか?(ビデオはテレビで見ましょう。) あっても邪魔にはならないが、地図ソフトや辞典など大容量のデータを使わない限り、パソコンではまだDVD-ROMドライブは不要だろう。(たぶん) 据え置き型ビデオ 昨年、VHSやS-VHSビデオに代わるテープ方式のD-VHSビデオやDVD-RWというディスクを使って録画再生できる次世代のデジタルビデオが発売されたが、2003年の地上波TVのデジタル化まで普及はまだだろう。 特にDVDディスクに記録するビデオでは方式が2種類あり互換性がないので、今あわてて手を出すと後で後悔するかも。VHS対ベータの争いの再来だ! デジタルビデオカメラ miniDVテープを使った液晶デジタルビデオカメラは小型化競争もほぼ収束し、話題不足の今年はデジタルカメラに迫る高画質化とパソコンとの連携を目指した展開が見られそう。今すぐ「買い!」のネタはないが、逆に成熟した商品なのでいつ買っても後悔はしないだろう。 また、現行のテープ方式のビデオカメラに代わってDVDやMDなどのディスクに記録するビデオカメラの登場も予想されるが、こちらはまだ早いだろう。 インターネット ネットショッピング インターネット対応の電子レンジが発売されるなど、いよいよ身近になってきたインターネットだが、もうほとんどのものがネットを通じて手に入るようになった。 家電製品、家具、食料品、本や自動車はもちろん株も買える。音楽のノンパッケージ販売も開始された。銀行口座の管理やチケット予約、宅配便、お歳暮、自動車保険、入学願書に葬儀の申し込みだってOKだ。さらにインターネット墓地の計画もあるとか。 今やテレフォンショッピングやカタログ通販よりも充実している。おまけに商品を検索、価格を比較したり、商品内容の問い合わせも簡単だ。快適な通販生活を送るなら即「利用だ!」 インターネット常時接続 通話料もいらず定額料金で24時間インターネットにつなぎっぱなしにできるサービスが、昨年末からいろいろと始まった。従来からあるCATV(ケーブルテレビ)の回線を利用したサービス以外に、ISDN回線や通常の電話回線の空き帯域を利用した方式、PHSのように無線で接続する方法など、いろいろなサービスが提供される。どれも通信速度が512kビット/秒以上と従来の電話回線での接続方法と比べ格段に高速だ。 しかし初期費用も1万円以上かかり、CATVを利用したもので月額5,000円~、他のADSLと呼ばれるサービスで5,500円~と、まだ料金的に少し高い。競争原理による価格低下はまだこれからだ。(と願いたい。) しかし電話料金がかからずしかも高速な環境は魅力的だ。通話料を含めてインターネットに毎月数千円以上使っている人は「買い!」か。 携帯電話、PHS iモードやハイブリッド携帯端末、文字電話など昨年もいろいろ話題が多かったが、携帯電話とPHSの所有者数がとうとうNTTの固定電話加入者数を越えたそうだ。 今年からはiモードやCdmaOne、Jフォンなどの携帯電話だけでなくPHSでもホームページを見ることができるようになる。もうケータイ・PHSで、EメールやWWWをするのは当たり前になるだろう。(私もやりたい。) 今年は、ウォークマンのようにケータイで音楽が再生できたり、テレビ機能付きなどの電話も登場する予定だ。またiモードの後継の次世代通信サービスは2001年から開始予定で、マイクロソフト社も携帯電話のネットサービスに参入するなど、今後も目が離せない。 新しいPHSサービスであるH"(エッジ)やexe(エグゼ)、iモード携帯は次の新機種で機能アップの可能性もありそうだが、今でも充分「買い」だ。いつまでも買い換えを待っていると次世代機に変わってしまうぞ。 ただし、インターネット機能で苦戦が予想されるCdmaOneはサービスが変わる可能性もあり、少し「待ち」かも。 MP3プレーヤー 音楽CD並の音質でデータ量の少ないMP3という形式で記録された音楽のプレーヤー。MP3という形式は、元々パソコンで音楽を保存するために利用されていたのだが、データの軽さが受けて世界中で一挙にブレイクし、昨年は多くのMP3用の携帯プレーヤーが発売された。どれもテープやディスクを使わずメモリーに記録するので音飛びが全くないのだが、その分高価なのが欠点だ。しかも最近のMDプレーヤーなどのコンパクトさに比べてまだ小さくなる余地がある。(と思う。) 今年はメモリー以外のメディアに記録するものや据え置き型のプレーヤーなどの発売も予想され、まだまだ「待ち」だ。当面はパソコンでの再生だけで我慢するのが賢明かも。

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