デジタルまいど No.1~N0.48
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◆ちょっと気になるあの言葉◆ 発行/〒557-0063 大阪市西成区南津守7-15-16 TEL:06-6652-8000(代) FAX:06-6652-8894digitalまいど 編集室 ホットラインMAIL:ksiinfo@ksinet.co.jp「digitalまいど」のバックナンバーはホームページでPDFファイルにてご覧になれます。また、印刷物をご希望の方は編集室までご連絡下さい。 ホームページアドレスはこちらです! http://www.ksinet.co.jp/ 最近の流行、技術進歩はとても速く、毎日のように新しいモノが生まれています。それに伴って商品サイクルも速く、買ったモノがすぐに値下がりしたり、翌月には旧型になったり、ひどいときには新登場したサービスに対応していなかったりと、後悔している人も多いはず。そこで今回はミレニアム記念として、時代の流れにうまくついていけないあなたに、デジタルまいど編集室の独断と偏見で、2000年のトレンドに対して大胆に指南します!ちょっと長いぞ。 digitalまいど 2000年1月号 ミレニアム特別号 発行日:2000年(平成12年)1月1日(土曜日) (1) パソコン ¥99,800(キュキュッパ) 以前は通販や直販メーカーでも数少なかった10万円を切る低価格パソコンも、NEC、IBMなどの大手メーカーの参入で今年はさらに激戦の見込み。モニターやソフトウェア込みでこの値段は、2年前では到底信じられなかったものだ。昨年は台湾の大震災の影響で部品の値上がりや品不足があったが、今年は安定供給されるだろう。 30万円を超える高性能パソコンと2極分化したこの分野の商品は、年内には限りなく5万円にまで近づくとも言われている。(と、少なくとも私は願っている。) パソコンは生鮮食品のようなものだ。使いたくなったらすぐ「買い!」だが、値段だけで買いに走るならあと少し「待て!」。 iMac、iBook 昨年はApple社の一体型パソコンiMacとノート型のiBookが大ブレイク。パソコンの周辺機器以外にも、ありとあらゆるものにスケルトンカラーが登場した。特にiMacはデザイン性だけでなく価格的にも安く、グラフィック系のソフトを使うのなら、はっきり言って同価格のWindowsパソコンより快適だ(と私は思う)。 ただ、iMacの次にどんな奇抜(?)なものが出てくるかはなかなか予想がつかず「買い!」の時期は不明だが、まあ、いつの世もMacユーザーはApple社に振り回されてきたので、Macをこよなく愛する人でまだ持っていない人は買わなければいけないだろう。 液晶モニター 昨年は場所をとらない液晶モニター付きのパソコンもたくさん発売され、今年はブレイクの兆しだ。液晶モニター単体では年初には14インチクラスが10万円を切りそうで、割高だった15インチ、18インチクラスも価格低下が予想される。サイズ的には15インチが理想なので、このクラスの価格が下がったときには「買い!」だ。 高性能パソコン 今年も最先端のパソコンの性能は大きく変わり、最速マシンを目指す人は高い出費を強いられるだろう。パソコンの頭脳であるCPUと呼ばれる部品のスピード性能はMHz(メガヘルツ)という数値で代表されることが多いが、現在デスクトップパソコンで733MHz、ノートパソコンでは500MHzくらいが最速となっている。これが年内には、デスクトップ機で1GHz(ギガヘルツ=1000MHz)以上、ノート機では750MHz以上のものが登場する。昨年春では500MHzほどだったので、1年でなんと2倍ものスピードアップだ。 今お使いのパソコンのCPUスピードはどれくらいかな?常に最高を求めたいリッチな人は1GHzクラスが出たら「買い!」だろう。しかし、1ヘルツのスピードにも満たない私の頭脳ではもうこの進化の速さにはついていけないなぁ。 Windows2000 WindowsNTサーバーとWindowsNTワークステーションというOS(オペレーティングシステム)の次期バージョンとして2月に発売されるWindows2000だが、Windows95/98のバージョンアップではない。Windows98の次期バージョンは別に年末発売に向けて開発されているらしい。Windows2000もWindows98の次期バージョンも表面上の大幅な変更は無いようで、それほど騒がれることもないだろう。 ネットワークやモバイル機能が強化され、セキュリティや安定度が上がっていると噂されているが、その分動作も重くなりそうで、わざわざ乗り換える必要はないだろう。(でも一応買って確かめてみるか。) インクジェットカラープリンター 毎年、年末になると各メーカーから一斉にプリンターの新製品が発売される。年賀状をパソコンで作る人を当てこんでいるんだろう。(私もその一人だが。) 以前に比べてインクジェットの性能は格段に上がった。昨年末に発売された新機種は各社とも最小インク量が4~5ピコリットルと、人間の眼でも印字インクのドット(点)がほとんどわからないくらいきれいに印刷できるようになった。まだ印刷速度に関しては改善の余地があると思うが、印字性能に関しては、ほぼ写真プリントと肩を並べたと言われているのもうなずける。 今年もまた年末には新製品の発売が予想されるが、昨年末発売の機種ならもう充分「買い!」だろう。 デジカメ デジタルカメラの眼であるCCDという部品の性能が120万画素以上あれば、普通の35mmカメラに匹敵する能力があると言われてるが、昨年には200万画素クラスものも発売された。3年ほど前の35万画素クラスのデジカメとは隔世の感がある。(涙) 今年はさらに300万画素クラスの発売が予想されている。通常の撮影では200万画素以上も必要でないため、あまった解像力をズーム機構等に利用し、レンズ枚数の省略化でコンパクトになる可能性もある。高画質やカメラの小型化、実用的な100万画素クラスの値下がりを期待するのなら、まだ少し「待ち」だ。 DVD/ビデオ DVDビデオプレーヤー 専用プレーヤーは現在数万円もするが、3月に発売されるゲーム機プレイステーション2でもDVDビデオが再生できる。このプレステ2の影響で、ビデオやレーザーディスクに代わってDVD-Videoがブレ

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