デジタルまいど No.1~N0.48
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類以上のコンテンツを配信している。若者ユーザー層が多いPHSらしく出会い系のコンテンツが多く、利用者は今年8月で50万人を越えたようだ。 exe/エグゼ(ASTEL) 一方、アステルグループが新しく提唱しているのが、新しいPHSサービス『exe』(エグゼ)。PHS端末に2台の無線を搭載し、一方で通話、一方で条件の良い基地局を探し、瞬時に切り替える事により移動中でも安定した通話が可能なスーパースムーズEX機能。これは『H”』のツインウェーヴ機能と同じ。また、基地局の性能もアップさせ、より通話の安定を図っている。 こちらの文字情報サービスはMOZIOナビサービスと称され、「じゃまーる」や「ぴあ」の有料コンテンツを配信。特に「ぴあ」のサービスはチケットの予約が直接できる本格的なコンテンツのようだが、こちらはDDIの『PメールDX』と比べコンテンツの数がまだまだ少ないのが難点だ。 このコーナーでは皆さまにデジタル化を推し進めてゆくためにお役に立つ情報を紹介します。 digitalまいど第12号 年末の64kビット/秒の高速データ通信の開始をかわきりに、超高速通信時代がすぐそこに来ている。DDI/IDOは12月より64kビット/秒の高速サービスを開始し、さらにcdmaOneの次世代方式『cdma2000』では最高2Mビット/秒のデータ通信が可能。これは2000年年末からサービスを開始、段階的に増やしていき、2Mビット/秒のデータ通信が2002年ごろには実現される予定だ。一方DoCoMoも独自の方式を開発しており(W-CDMA)、やはり2002年までには2Mビット/秒を予定中。となれば現在テキストデータが中心の通信も、音楽や映像の配信が主流になってくるのは明らかだ。企業サイドはこの状況を見越して、下準備に掛かっている模様。既にカラー液晶のiモードが来年発売の噂もあるDoCoMoは、現在発売中のiモード対応機種にJavaの搭載を検討中。待望のカラー液晶画面、京セラ『ビジュアルフォン』(PHSの高速データ通信サービスを利用した世界初のテレビ電話機能を実現)も先日発売された。 まさに携帯・PHSのモバイル市場は常に進化し続け、ますます目が離せない。 DoCoMoの「iモード」、セルラーグループの「EZサービス」(以下EZweb)は共に、携帯電話の液晶ディスプレイを使った文字情報サービスで、Eメールの送受信、オンラインバンキング、チケット予約、ニュース等さまざまなサービスを利用することができます。「iモード」のホームページはCompactHTML、「EZweb」のホームページは国際業界基準WAPにのっとったHDML(Handheld Device Markup Language)という各々別のホームページ記述言語が使用されています。どちらの記述言語も、携帯端末機器のCPU速度、メモリ容量、画面の小ささに配慮して規定されていて、一般に公開されています。 「iモード」ではすでに多くのコンテンツが登場していて、「iモード」対応ホームページ検索エンジン“OH!iサーチ”、普段使用しているメールを「iモード」から読むためのWWWサーバー用ソフト“i-modeGate”などが登場しています。 「EZweb」のコンテンツの量は現在「iモード」には及びませんが、「EZweb」対応検索エンジン“EZseek”が今年8月に登場しています。このようなサービスと操作性の優れた携帯電話端末の登場、高速通信への対応、携帯電話の上下キーで選択できるメニュー機能や、ホームページ上の電話番号を選択すると電話がかけられるという一般のWebにはない機能などから、携帯電話サービス全加入者数は今後もかなり増加していくでしょう。(年末にはJ-フォングループもサービス提供の予定) このようにインターネットの情報は、いろいろな手段で様々な人々に利用されはじめています。もはやWebブラウザで閲覧するホームページを開設しているだけでは、インターネットの全利用者に情報を発信することにはもうならないのです。すでにWebブラウザ対応のホームページを開設している場合には「iモード」対応版と「EZweb」対応版の作成を、これからインターネットを利用して情報を発信される場合は、Webブラウザ対応版・「iモード」対応版・「EZweb」対応版をセットとして作成されることをお奨めいたします。 どのホームページも基本的には、どなたにでも作成できます。とはいえメンテナンス、訴求効果のある技術、その他関連する業界の情報などを踏まえたホームページは、経験やブレーンが必要で簡単には作成できません。専門のブレーンを持ち、Webブラウザ向けの企業ホームページ作成で経験を積んできた弊社では、携帯電話の情報サービス用のホームページの作成、運営についての研究も進めております。ぜひ弊社を携帯電話への情報発信のブレーンとしてもご活用ください。 NOWPRINTING(2) ■コンテンツ(Contents) 「内容」の意味で、コンピュータ関連では、情報サービスの内容を指す。具体的には、CD-ROMタイトル、商用BBSなどの情報サービス、WWWによる情報サービスなどを指す場合が多い。 ■MP3(MPEG Audio Layer-3) 音声データのデジタル圧縮技術の名称。MPEG(Motion Picture Experts Group)という動画圧縮技術の国際規格を応用した音声圧縮の方式。 ■バナー広告 インターネット広告の一種。Webサイトに広告の画像を貼り、それをクリックして広告主のWebサイトに誘導する手法。インターネット広告としては最も広く用いられる手法です。 ■IEEE1394(i.Link) アイトリプルイー1394と読む。デジタル・カメラやデジタル・ビデオで利用されているシリアル・インターフェースの規格で、音声や映像などの大量のデータの高速転送に用います。SONYがi.Linkと呼び、普及を進めていますがAppleでもFireWireとして採用しています。 ■Linux リナックス、リヌクス、リンクスなどと読む。ヘルシンキ大学のLinus B. Torvalds氏により、PC互換機上で動くように開発されたUNIXというOSのクローンで、サーバーなどで利用されている。基本的にフリーで手に入れることが出来る。 ■アウトソーシング 業務の外部委託を指すが、コンピュータ・システムの運用を一括して専門企業(コンピュータ・メーカや情報サービス企業)に任せることをITアウトソーシングという。その業務範囲はソフトウェア開発やメンテナンスまで含むことが多い。 ■ポータルサイト(Portal Site) ポータルとは玄関のことで、インターネットの入り口を目指した巨大なWebサイトのこと。検索エンジンやリンク集等を核として、ユーザーがインターネットで必要とする機能をすべて無料で提供して利用者数を増やし、広告や仲介サービスなどで収入を得るサイトのことをいいます。 ■IT(Information Technology) 日本語の直訳は「情報技術」。情報通信分野の基礎技術から応用技術まで、この言葉の意味する範囲は広い。コンピュータシステムを構成するハードやソフトの技術を指す場合もあるし、情報の活用の仕方(方法論)を指す場合もある。 人には聞けない?あのコトバ・・・ 第2回 今回のこのコーナーでは、コンピュータを使う上で知っていると役に立つことや得をすることを紹介いたします。 営業部 第1課 松 井 公 平 〈お問い合わせは106-6652-8800まで〉 皆さまもこれをお読みになって興味をもたれたら、弊社にご連絡下さい。

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