デジタルまいど No.1~N0.48
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digitalまいど第44号(2)簡単便利な情報共有ツールWeb2.0って何で使われているもの?身近な例でいうとWeb2.0とは一体なんなのでしょうか?提唱者のティム・オライリーが、Web1.0とWeb2.0との違いを実際のサービス等を例にしてあげているようです。Web1.0Web2.0DoubleClick→Google AdSenseOfoto→FlickrAkamai→BitTorrentmp3.com→NapsterBritannica Online→Wikipedia個人のウェブサイト→ブログevite→upcoming.org and EVDBドメイン名の投機→SEO(検索エンジンへの最適化)ページビュー→クリック単価スクリーン・スクレイピング→ウェブサービスパブリッシング→参加コンテンツ管理システム→wikiディレクトリ(分類学)→タグ付け(人による分類)stickiness→syndication英語での表記もありますが…、みなさんは見覚えのあるものがありましたでしょうか?それでは、上記の項目の中からいくつか説明してみたいと思います。■ DoubleClick → GoogleAdSense「GoogleAdSense」とは、Googleが提供する広告サービスで、検索した結果に応じて広告を出すというものです。閲覧者に毎回決まった広告を見せるのではなく、流動的に閲覧者が必要とする広告をそのつど変えて見せるものになったと言うことです。■ Ofoto → Flickr「Ofoto」とは、個人向けのアルバムサービスです。そして、「Flickr」は個人向けではなく、みんなで写真を共有していくサービスです。これはデータを個々で使うのではなく、大勢で使おうという考え方です。■ 個人のウェブサイト → ブログブログとはネット上に日記を公開し、それにコメントを貰ったり、また同じブログのユーザー同士で参照し合ったりできるサービスのことです。今までの個人的なウェブサイトで公開されている日記は閲覧するだけでした、しかし、ブログになると閲覧者でもそこにコメントを書き込んだり、自分の記事から参照したり「参加」することができるようになります。ブログはRSSを使って、閲覧者に更新情報を配信したりすることもできます。■ コンテンツ管理システム → WikiWiki(ウィキ)とは、ブラウザから簡単にWebページを編集したりできるシステムのことです。今までは管理者がWebページにデータをアップして編集したりしていましたが、このWikiと言うシステムを使うとインターネット上の誰でもがそのWebページを編集することができます。代表的なものに「Wikipedia(ウィキペディア)」と言うインターネット上のみんなで更新していく百科事典があります。つまりWeb2.0というものは…う~ん、一言では言えませんが…。今までWeb1.0ではサービスを提供する側とユーザーとがはっきりわかれていました。しかし、Web2.0ではユーザー自身も提供されたサービスを利用してコンテンツを公開できるようになります。これらの技術を利用して、「インターネットの資源をみんなで共有していこう」と言う考え方をWeb2.0と言うのではないのでしょうか。昨今では大量の情報があふれる中で最も有効な情報をひとつのグループの中で共有しなければならない状況が様々な場面で出てきました。企業という単位では、グループウェアが最近良く使われます。但し、グループウェアに個別(プロジェクト毎)の共有情報を載せるのはルール上できなかったり、情報管理上全社対象のグループウェアに載せるのは不適当な場合もあったりします。そこでご紹介したいのが、手軽で簡単便利な情報共有ツール「楽々つなぐンです」です。特定のグループで同じ仕事をしていて情報共有の必要がある方々に最適で、また掲示板のような感覚で複数の担当者が情報入力し、情報共有をその場で実現します。情報の検索・抽出ができ、情報の項目と入力の方法にルールを決めておけば、集計・分析が可能です。【特徴と使用例】¡小規模なグループ内のグループウェアからWeb対応のネットワークでも利用可能です。¡社内のメイングループウェアから独立した形でのサブグループウェアとしても利用可能です。¡プロジェクトに合わせた管理項目を設け、情報共有・進捗管理・検索・分析などにも活用できます。【機能概要】1.レコードの閲覧2.レコードの並べ替え3.データの検索4.レコードの集計5.画面の印刷・文字の置換・データの書き出し・RSS通知の設定

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