デジタルまいど No.1~N0.48
143/162

No.43March 2006 vol.02発行/〒557-0063 大阪市西成区南津守7-15-16 TEL:06-6652-8000(代) FAX:06-6652-8894digitalまいど編集室ホットラインMAIL:digitalmaido@ksinet.co.jp「digitalまいど」のバックナンバーはホームページでPDFファイルにてご覧になれます。また、印刷物をご希望の方は編集室までご連絡下さい。ホームページアドレスはこちらです! http://www.ksinet.co.jp/JQA-QM4518JQA-EM1942ちょっと気になるあの言葉digitalまいど第43号発行日:2006年(平成18年)3月10日(金曜日)(1)近頃、自宅で一日数時間でたくさんのお金を稼いでいると言う話を耳にする事があります。どうやって稼いでいるのか?その答えの一つが「オンライントレード」かもしれません。オンライントレード(online trade)は、別名ネットトレード(net trade)やインターネットトレード(Internet trade)とも呼ばれており、インターネット経由で売買注文を行う「株」や為替の取引のことです。最近では、オンライントレードを行うネットトレーダーが株式市場の値動きに大きな影響を与える存在になってきたと言われています。オンライントレードを始める方が増えている背景として、・インターネットの普及が進み、2005年2月時点で日本のインターネット人口は7千万人を超えるほどに急増した・1999年末の株式委託手数料の完全自由化・超低金利の定着などが考えられます。通常の証券会社との違いこれまでの株の取引は証券会社の店頭に行くか、電話やFAXで行っていました。これをインターネットを通じて行うのがオンライントレードです。オンライントレードを行うには、オンライン証券会社(ネット証券)と言われるインターネット上の証券会社を使用しインターネット上の口座を作る必要があります。オンライントレードのメリットわざわざインターネットに口座を作ってまでオンライントレードをするのには、例えばこんなメリットがあるからです。・手数料が安い通常の取引は代金の1%前後なのに対して数百円~数千円程度。また、証券会社によっては一定金額までは条件付きで手数料無料の場合もあります。・好きな時に好きな条件で取引が可能ほとんどのネット証券では24時間取引が可能。(※実際の売買は立会時間内となり、予約注文になります)・情報量が多い取引に関する様々な情報ツールが準備されているので、取引に際しての情報収集がしやすい。オンライントレードのデメリット逆にオンライントレードならではのデメリットもあります。・パスワードが盗難された場合、勝手に取引されてしまう事も・システムダウンで取引が出来なくなる事も・誤った注文を入力してしまう可能性オンライン証券会社選びオンライン証券会社によって特色があります。例えば、手数料が安いオンライン証券会社、取扱商品が多い証券会社、情報ツールの充実した証券会社等々。手数料だけでも、取引金額が低い場合は安く、金額が上がると高くなる料金設定や取引金額にかかわらず一定という料金設定もあります。参考までに選ぶ時のポイントをいくつか出してみます。・手数料の安さ安いにこした事はありません。取引で利益が上がっても手数料で利益が無くなってしまわないように、運用スタイルにあった料金設定があるかです。・情報量の多さ過去の新聞情報を検索できたり、アナリストの分析レポートなどを閲覧できるなど投資する上で必要な情報を提供してくれるかです。・取り扱い商品の内容ミニ株や投資信託の数が会社によって違います。投資したい商品種類があるかです。・担当者が必要か取引に詳しい担当者が必要かです。・システムの使い勝手取引システムのインタフェースが使いやすいかです。どれを一番のポイントに置くにしても実際に使ってみないとわからないポイントもあります。多くの証券会社では口座を開くのは無料ですので数社に口座を開いてみて使い勝手などを比べてみるのもいいかもしれません。うっかり注文デメリットでも上げましたが、誤った注文を入力してしまう可能性は常にあります。というと思い出されるのは2005年12月にあった誤発注問題。

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です