デジタルまいど No.1~N0.48
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No.41May 2005 vol.03発行/〒557-0063 大阪市西成区南津守7-15-16 TEL:06-6652-8000(代) FAX:06-6652-8894digitalまいど編集室ホットラインMAIL:digitalmaido@ksinet.co.jp「digitalまいど」のバックナンバーはホームページでPDFファイルにてご覧になれます。また、印刷物をご希望の方は編集室までご連絡下さい。ホームページアドレスはこちらです! http://www.ksinet.co.jp/JQA-QM4518JQA-EM1942ちょっと気になるあの言葉digitalまいど第41号発行日:2005年(平成17年)5月16日(月曜日)(1)パソコンは既にほとんどの会社に導入され、今では多くの家庭にも見られるようになりました。なかには自分用、子供用などと2台、3台と保有されている方もおられます。パソコン保有台数が家庭に1台から各人1台の環境になるとネットワーク化する意義が格段に大きくなります。インターネットへ接続しているPCが1台あれば、2台目以降のPCでも、その接続を共有することができます。また、プリンタ、スキャナ、ファイルなども共有して使用することが出来るようになります。“ネットワーク”と聞くとすぐにパソコンのネットワーク化を思い浮かべますが、“真のネットワーク”とは、パソコンとその周辺機器間にとどまらず、もっと昔から身近にある家電製品のIT版である情報家電との連携によって実現される「より便利で快適なくらし」=「ホームネットワーク」ではないでしょうか。ホームネットワークで暮らしが変わる!家庭内の家電がネットワークでつながり、いわゆるホームネットワークが構築されると次のような事ができるようになると言われています。(一部には実現されているものもあり)○観たい映画や聴きたい音楽が、いつでも好きなときに好きな場所で楽しめる○外出先でお気に入りのドラマの予約を忘れていることに気づいたら、携帯端末を使って予約ができる○帰宅前にITエアコンのスイッチを入れておけば、自宅に着いたときに丁度いい温度になっている○家へ帰ったらすぐにお風呂に入りたいので携帯端末でお湯の温度や溜め具合まで操作できる○ホームネットワークカメラを使って子供の帰宅確認や留守中の家などの様子を監視する○夜中にお腹がすいたらテレビのリモコンで出前が取れるホームネットワークは次のように分類できる!いかがですか?ネットワークで高度に管理された社会や生活は、以前はSFや漫画の中の話でしたが、いまや現実のものとしてすぐそこまで来ています。今想定されているホームネットワークは次のように分類することができます。1.マルチメディアネットワーク音楽、動画映像などのエンタテイメント関連を中心としたネットワーク。また同時にリアルタイム性、互換性など、多くの機能が要求されます。消費文化を大きく変えていく原動力となります。2.制御系ネットワーク電灯やホームセキュリティなどON/OFFを中心とした、現在の日常生活を便利にするために使われるネットワーク。3.PC系ネットワーク現在PCで使われているネットワークを使い、さらに発展させようというもの。PCを中心に構成される。4.その他個人識別カード、リモコン等の上位となるユーザーインターフェイスとして利用される。ホームネットワークを実現するには!−インフラの整備−日本では平成13年1月に策定された「e-Japan戦略」に基づきブロードバンドインフラの整備に取り組んでいます。平成16年2月時点において、高速インターネットアクセス網への加入可能世帯数はDSL(ADSLなど)、ケーブルインターネット、FTTH合わせて7900万世帯と言われており、当該目標は達成されています。また日本はもともと“白物家電”といわれた冷蔵庫、洗濯機などの一大生産国でしたし、情報通信機器市場においても液晶テレビ、プラズマディスプレイテレビといった家電製品をもともと得意分野としています。

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