デジタルまいど No.1~N0.48
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No.36March 2004 vol.02(1) 発行/〒557-0063 大阪市西成区南津守7-15-16 TEL:06-6652-8000(代) FAX:06-6652-8894digitalまいど 編集室 ホットラインMAIL:ksiinfo@ksinet.co.jp「digitalまいど」のバックナンバーはホームページでPDFファイルにてご覧になれます。また、印刷物をご希望の方は編集室までご連絡下さい。 ホームページアドレスはこちらです! http://www.ksinet.co.jp/ digitalまいど第36号 発行日:2004年(平成16年)3月15日(月曜日) JQA-QM4518JQA-EM1942ちょっと気になるあの言葉 情報家電とは? 情報家電とは? 情報家電の      動向 情報家電の      動向 1982年、エジソンのレコードに代わるべくして、CD(コンパクトディスク)が誕生しました。これが、デジタル情報家電の第一号といえるでしょう。このように、デジタル技術を応用してできた新しい製品をデジタル情報家電と呼びます。 またデジタル情報家電は、パソコンのようにデジタル情報を高速に処理できる機器、システムであり、かつ家電のように一般の人々に使いやすい機器であるといえます。つまり、家電とパソコンが融合して生まれた、無限の可能性を秘めた21世紀の家電なのです。 一方、アナログ家電はVHSビデオを最後に、飽和状態となっています。その家電業界を再び活気付けることができるのは、まさにこのデジタル情報家電なのです。 新しいデジタル技術による、デジタルビッグバンは、もうすぐそこまで来ているのです。 では、デジタル情報家電にはどんなものがあるのでしょうか? 例えば、DVD(Digital Versatile Disc)、MD(Mini Disc)、デジタルカメラ、デジタルTV・・・。見回してみると、私たちの周りに普通にあるものです。 今までの家電製品は随分と進歩を遂げてきました。ただ電子機械としての家電製品から現在ではマイクロコンピュータを埋め込んだ、賢い家電製品が身近にあります。電子レンジはその典型で、「あたため」ボタンを押せば、センサーとコンピュータで自動的に判断し、適当なところでストップしてくれます。 ネットワーク化が進んだ現在では、家電製品はさらなる進化が求められています。それは、家電製品に「コミュニケーション」機能をつけてより便利にさせることです。と言っても、まだまだ家電製品と会話するほど時代は進化していませんが、いったい「コミュニケーション」とは何なのでしょうか? ニュース、新聞等で取り上げられているように、インターネットに接続できる家電製品を情報家電といいます。わざわざ、家電をインターネットに接続する必要はないように思われますが、家庭用の医療機器などをインターネットに接続して、血圧などのデータを直接病院に送信したり、遠隔地にいる病人の安否を情報家電から知ることもできます。 この他にも、外出先から、携帯電話でエアコンのスイッチをオンすれば、涼しい部屋が待っていますし、セットし忘れた録画予約も外出先からできます。さらには、冷蔵庫が自動的に中身をチェックしてインターネットからレシピを検索するなどの夢のような機能が考えられています。 今まで自分の仕事だけやっていた家電製品を、インターネットを介したコミュニケーション機能により、外出先から遠隔操作したり、情報を入手したりすることができるのです。 次に情報家電の動向についてお話ししますが、これは私たちの日常生活に大きな影響を及ぼすものです。情報家電の影響は、携帯電話やデジタル放送の影響よりも大きくなるかもしれません。以前はパソコンが家電をインターネットにつなぐゲートウェイ(入り口)になると考えられていました。それが今では、ほとんどの人がビデオや家庭用ゲーム機、CDプレーヤーなどの各家電機器が、インターネットに接続されると考えています。ユーザにとって、機器に内蔵された単純なユーザインタフェースを使ってインタ

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