デジタルまいど No.1~N0.48
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No.32July 2003 vol.03(1) 発行/〒557-0063 大阪市西成区南津守7-15-16 TEL:06-6652-8000(代) FAX:06-6652-8894digitalまいど 編集室 ホットラインMAIL:ksiinfo@ksinet.co.jp「digitalまいど」のバックナンバーはホームページでPDFファイルにてご覧になれます。また、印刷物をご希望の方は編集室までご連絡下さい。 ホームページアドレスはこちらです! http://www.ksinet.co.jp/ digitalまいど第32号 発行日:2003年(平成15年)7月15日(火曜日) JQA-QM4518ちょっと気になるあの言葉 JQA-EM1942通信の歴史は、1837年モールスが電信機を発明したときから始まります。それは同年、500m以上離れた場所に置いた電磁石を動かして信号を送る公開実験に成功した時からです。 日本では1869年(明治2年)外国との輸出入の盛んな横浜と東京間で電報の取扱が開始されました。また、明治時代に一般の人たちが使用できる公衆電報の取扱も始まり、明治後期にはアメリカとの間に海底ケーブルが敷かれ、太平洋を越えての情報伝達も可能になりました。 1876年アレキサンダー・グラハム・ベルが電話機を発明し、音声を伝えることが可能になりました。日本でも1890年に東京・横浜間で電話が開通し、1899年には東京・大阪間でも電話が通じるようになりました。 1895年グリエルモ・マルコーニが電波を使った無線装置を発明し、電線が無くても情報を伝えることが可能になりました。 電話は初め、交換手を介して、通話相手に繋いでもらっていましたが、1926年(昭和元年)より、ダイヤル直通式に変わって行きます。 また、1959年(昭和34年)には日本沿岸全域で船舶電話サービスが開始され、沿岸から50km以内を航行する船と一般の電話で通話できるようになりました。現在は通信衛星を使い、日本沿岸から200海里(約370km)にいる船と通話できるようになっています。 1928年丹羽保次郎等がNE式と呼ばれる日本独自のファクシミリを発明し、1973年(昭和48年)に一般の電話回線にファクシミリが登場します。 1983年日本ではじめての実用通信衛星の打ち上げが成功し、全国で自動即時通話が可能になりました。 1987年には携帯電話サービスが開始され、1993年にはこれがアナログ方式からデジタル方式に切り替えられ、1995年にデータ通信サービスが始まり、1999年電子メールやインターネットに対応したi-modeがNTTドコモから始まると、J-フォンやauからも同様のサービスが始まりました。そして2001年にはテレビ電話としても使える第三世代携帯電話(3G)としてドコモからFOMA(フォーマ)が、2002年にはauからCDMA2000が登場しています。 一方、1989年、世界中を一度につなぐことができるinternetが日本で運用開始され、通信の環境が大きく変わり始めました。 1995年PHSが登場し、使用料・通話料が安いことから、1人に1台の電話が当たり前になってきました。 2001年光ファイバ通信の運用が開始され、インターネットの環境が大きく変わりました。 更に、まもなく電子ペーパーが登場し、2010年には第四世代携帯電話が登場する予定で、携帯でコンピュータや家庭内ネットワークのコントローラを兼ねる通信機器が登場することでしょう。 1837年  モールスが電信機を発明 1869年  日本で電信事業始まる 1876年  グラハム・ベルが電話を発明 1890年  日本で電話事業始まる 1895年  マルコーニが無線電信を発明 1900年9月11日 日本で公衆電話が登場 1926年  3桁番号サービス開始 1935年  ダイヤル直通電話登場 1959年  船舶無線電話開始 1968年  ポケットベル登場 1973年  ファクシミリ登場 1983年  衛星回線で全国自動即時化を実現 1987年 携帯電話サービス開始 1989年  日本でインターネット運用開始 1995年  PHS登場 1997年  インターネット電話登場 1999年 i-mode登場 2001年  FOMA登場  光ファイバ通信運用開始 2003年  電子ペーパー登場(予定) 2010年  第4世代携帯電話登場(予定) 参考:ドコモ電子図鑑より http://www.digital-lib.nttdokomo.co.jp/

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