デジタルまいど No.1~N0.48

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No.31March 2003 vol.02（1） 発行/〒557-0063 大阪市西成区南津守7-15-16 TEL：06-6652-8000（代） FAX：06-6652-8894digitalまいど 編集室 ホットラインMAIL:ksiinfo@ksinet.co.jp「digitalまいど」のバックナンバーはホームページでPDFファイルにてご覧になれます。また、印刷物をご希望の方は編集室までご連絡下さい。 ホームページアドレスはこちらです！ http://www.ksinet.co.jp/ digitalまいど第31号 発行日：2003年（平成15年）3月15日（土曜日） JQA-QM4518ちょっと気になるあの言葉 JQA-EM1942ブロードバンド ブロードバンド 最近はインターネットのインフラも進み、個人ユーザーでもADSLや光ファイバーを利用した高速回線でのインターネットへの接続も一般化してきました。今回は、そんな高速回線を利用したインターネットの楽しみ方などを紹介していきたいと思います。まずはインターネット放送について。 ●インターネット放送の現状 最近、インターネット放送が話題になっていますが、インターネット放送とは、ニュース映像や音声番組などがTV放送と同じようにインターネット上で提供されているものです。 ●インターネット放送の仕組 インターネットで動画や音声データを試聴する仕組として、ダウンロード型とストリーム型の２種類があります。ダウンロード型は、送り側のサーバー内にあるデータをすべて受信側に送り込んだ後で再生する方式を指します。一方、ストリーム型では、データの受信終了を待つことなく、受け取ったデータから順番に処理して再生します。現在は、ストリーム型が主流となっています。ストリーム型のサービスにはさらに、ライブ型とオンデマンド型の２つに分類できます。ライブ型は、通常のテレビ放送と同じく、送り側で決めた送信スケジュールで番組が送られるのに対して、オンデマンド型では、受信側の要求に応じて番組がスタートします。コンサートの実況中継などはライブ型でサービスされ、ニュースや天気予報などはオンデマンド型でサービスされています。 ●ストリーム型サービスのシステム ストリーム型サービスでは、パソコン上に専用の受信ソフトが必要です。現在、最も多く利用されているのが、Real Networks社のReal Systemです。この方式に対応したコンテンツは、Real VideoやReal Audioといった名前で呼ばれており、Real　Playerなどのソフトで視聴します。1999年に入って、Microsoft社のWindows　Media　Technologies方式（受信ソフト：Media Player）が、急速に勢力を伸ばしつつあり、映像配信の分野では、この２つの方式がシェアを争っています。 ●ストリーム型サービスの動向と課題 現在のストリーム型サービスでは、音声はFMラジオと同程度の音質で配信が可能ですが、映像はテレビ放送に比べ、画面も小さく低画質なのが現状です。今後、インターネット上でより高画質の映像配信を行うには、送信側サーバーの高性能化やコンテンツ供給業者からサーバーへの効率的なコンテンツ配信方法の確立、ユーザーからサーバーへの通信回線の高速化が必要です。現在のインターネット放送では、広告的な無料サービスがほとんどで、有料コンテンツはほかのインターネットサービスに比べ、あまり普及していません。今後は、インターネット放送を高画質化、多様化する技術とともに、どのようにビジネスモデルを組み立てていくかが、普及の焦点になっていくでしょう。 インターネット放送を見るには、各コーデックに対応したプレーヤーが必要になります。以下に一般的にダウンロードして使用可能なものを紹介します。 Real Player 米国 Real Networks社の開発した映像や音などをリアルタイムで見たり聴いたりできるシステム「RealAudio」「RealVideo」「RealFlash」を再生するものです。このソフトでインターネットライブを見たりCDの試聴をすることができます。無料。 Shock wave 米国Macromedia社の開発したアニメーション、エンタテイメント、インタラクティブマルチメディアをウェブブラウザから直接楽しめる画期的なテクノロジー。パソコンにインストールすることで、ゲーム・ミュージック・チャット・アニメーションインタフェース・ストリーミングオーディオなどを楽しむことができ、新しい形のエンターテインメントの体験を可能にします。Web上で誰もが無償で入手でき、簡単に利用できます。無料。 Windows Media Player 米国Microsoft社の開発したインターネット上の映像や音などを再生するための技術「Windows Media Technology」のプレーヤー。コーデックをインストールすることでインターネット上にある様々な種類のビデオや音楽を楽しむことができます。無料。 Quick Time 米国アップルコンピュータ社の開発した技術で、インターネットやCD-ROMなどにある動画・静止画・音楽、更にはバーチャルリアリティや3Dなど様々なメディアを再生したり、編集したりすることができます。最新のQuick Time4では、ライブやオンデマンドのストリーミングコンテンツを見ることができ、いろいろなフォーマットを扱えるので、Quick Timeさえあれば、大抵のものは再生することが可能です。無料。 次にこれからのネットワーク環境について紹介していきます。 読売新聞が運営するストリーミングサイト

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