デジタルまいど No.80
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編集後記某都知事は所信表明で「サスティナブル」や「ダイバーシティ(=多様性)」「ワイズ・ペンディング(=賢い支出)」、五輪に関しては「レガシー(=遺産)」「コスト・エフェクティブ(=費用対効果)」、豊洲問題では「ホイッスル・ブロワー(=内部告発?)」など、カタカナ語を連発。漫画好きな某財務大臣に至っては「フィンテック」という金融(ファイナンス)と技術(テクノロジー)を組合わせた造語を流行らせようと必死のよう。ルー大柴か?と思うような発言はどうにかして欲しいものです。さて、デジタルまいどは今号で3名のエディターが卒業。ご苦労様でした。(高橋)最近、野菜とても高くないですか?最近、野菜とても高くないですか?キャベツ1玉が200円以下で買えた時は、カット野菜が割高に感じたものでしたが、これだけ野菜が高騰するとさすがにカット野菜でいいかなと思ってしまいます。何より切る手間が省けるのが良いですね。袋詰めされた千切りキャベツのように自分で包丁で細かく切ろうと思うと少し骨が折れます。やはり機械の千切りにはかないません。人目を気にしなければ袋の中にドレッシングを入れてフリフリすればお皿を洗う手間も…?ぜひとも世の単身男性に試してほしい食べ方です!悲しいことに独り身の単独世帯数は年々増加している傾向にあります。すなわち、カット野菜の売り上げも年々増加する見込みがあるとも言えます。業界が盛り上がることは嬉しいですが、素直に喜んでいいのかどうか…。何はともあれ、野菜の高騰に負けず、千切りキャベツ100g100円の水準をキープして提供していただきたいと強く願っております。(元稲)この記事が掲載される頃には安くなってたらいいなぁとか思いながら書いていますが、おそらくまだ高いでしょう。そんな野菜の高騰と関係あるのかないのか、近頃カット野菜が飛ぶように売れているそうです。株式会社サラダクラブはカット野菜を提供している企業ですが、創業以来17年間、一貫して増収を続け、創業初年(1999年11月期)に6100万円だった売上高は、2015年11月期ではなんと247億円に達しています。では、いったいどういった層にカット野菜がウケているのでしょうか?一般社団法人JC総研が2015年に公表した「野菜・果物の消費行動に関する調査結果」によりますと、20代~30代の未婚男性に人気らしく、特に未婚男性においては1週間あたりの摂取頻度が1.35日と、週に1回以上カット野菜を摂取していることが分かります。逆に。単身女性においては週当たりの摂取頻度が0.81日と、週に1回食べるかどうかといった結果になっています。師が走る説▼師とは「学校の先生」年末で日ごろ落ちついている学校の先生(教師)も忙しくて走りまわるからという説。▼師とは「師匠」年末で忙しく、師匠も趨走(すうそう:ちょこちょこ走るの意)するため「師趨(しすう)」から「師走」に代わったという説。▼師とは「お坊さん」昔は正月も盆と同じように僧を迎えてお経を読んでもらう習慣があり「普段走らない師僧も馳せるほど忙しい」=「師馳月(しはせづき)」からという説。▼師とは「御師」お寺や神社などへ参拝しに来る人々の案内や参拝などをする人を御師(おんし・おし)と言い、12月は御師が一番忙しい時期だからという説。▼師とは「兵隊」師とは師団のことで「年末になると兵隊さんがバタバタ走る」という説。何々の終わりという意味の説▼仕事が終わる仕事仕舞いの月ということで、総仕舞いの意味の「仕極つ(しはつ)」が語源という説。▼為す事が終わる1年の終わりの物事をなし終えるという意味の「為果つ月(しはつつき)」が語源という説。▼年が終わる歳が果てる、年が終る月という意味の「としはつるつき」や「としはするつき」がなまったという説。▼季節(四季)が終わる四時(春夏秋冬)が果てる意味の「しはつ」がなまって「しわす」になったという説。▼日時が終わる日時が果つる(はつる)月だから、「しはつる月」、それがなまって「しはす月」となったという説。当て字説「十二月(シハス)には、沫雪降ると 知らねかも 梅の花咲く含めらずして」と万葉集にあり、また、「十有二月(シハス)」と日本書紀にあることから、昔は数字で書いて「シハス」と呼び、後世になって「師走」の字を当てたという説。                      (井上)師走は旧暦で12月下旬のことを指し、2月上旬までの時期を言います。言葉の由来も色々と諸説があるようです...なぜ「  」と言うの?しわす– 4 –

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