デジタルまいど 75号
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注目!2020年オリンピックの追加競技の見直ししていますか?4年に1度、スポーツの祭典オリンピック。2020年は東京で開催されることになりましたが、街の整備から競技場まで、様々な問題が山積みです。そんな中でも注目を浴びているのが追加競技。オリンピックには「中核競技」と呼ばれる25の競技があります。陸上、水泳、サッカーなどで、これらの競技はよほどのことがない限り毎回開催されます。それらに加え、2020年の東京オリンピックでは追加競技として1~2つの競技が選ばれる予定になっています。2015年8月現在、最終選考に残っている競技は、空手、サーフィン、スカッシュ、スポーツクライミング、武術、ボウリング、野球・ソフトボール、ローラースポーツ、の8競技です。野球や空手などは馴染み深いですが、しかし、スポーツクライミングやローラースポーツとは・・・?今回はそんなマイナー(失礼?)な追加競技についてご紹介したいと思います。 スポーツクライミングよく聞くフリークライミングとは違い、スポーツクライミングは室内で人工の壁を登る競技です。「ボルダリング」「リード」「スピード」の3種目に分けられます。その中でも「スピード」は、まるで忍者のごとく凄いスピードで壁を登る様が印象的です。「ボルダリング」「リード」に関しては、日本は世界でも有数の強豪国ゆえにメダルの可能性も高く、アピール材料としてはバッチリです! ローラースポーツローラースポーツは車輪付きの靴を履いて行う競技です。「ホッケー」「フィギュア」「スピード」の3種目に分けられますが、東京オリンピックでは「スピード」だけが最終選考に残っています。「スピード」はその名の通り速さを競う種目。アイススケートのスピード種目を思い浮かべると近いかもしれませんね。 武 術空手とかボクシングとは違うの?とお思いの方もいらっしゃると思いますが、スポーツとしての正式名称は「武術太極拳」となります。そうです、中国でお馴染み(?)のあの太極拳です。「套路(とうろ)」と呼ばれる表演競技と「散手(さんしゅ)」という組手の2種目がありますが、日本武術太極拳連盟は散手に選手を派遣していないそうですので、おそらく型を競う「套路」が最終選考に残っていると思います。太極拳の名は聞いたことあれど見たことない、という方も多いと思いますので、これを機にぜひ見てみたい競技ですね。どんな競技かなんとなくわかっていただけたでしょうか?これらの競技も今はマイナーでも、オリンピックで取り上げられれば知名度は間違いなく急上昇するでしょう。協会にとっても、選手たちにとっても人生が変わるかもしれない世紀の一瞬を見逃せませんね!(元稲)台風や地震・津波、豪雨や豪雪など災害が多い日本。近い将来、南海トラフ地震が起こるとも言われています。そんなもしもの時のため、過去に防災グッズを揃えたから大丈夫!と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、それは本当に今も使えますか?9月1日の「防災の日」を機会に防災グッズの見直しをしてみませんか?昔、準備した非常食。非常時のために大事にしまって、気づいたら期限が切れていたという話をよく聞きます。そこで最近注目されているのが、ローリングストック法です!普段食べているインスタント食品やレトルト食品、缶詰を多めに買い置きし、食べたらその分を買い足していく方法です。これなら、いざというときに期限切れということもなく、食べ慣れているものなので安心です。飲料水も同様に備蓄分を確保し、使用したら買い足していきます。ちなみに備蓄量ですが、以前は3日分あれば大丈夫と言われていましたが、東日本大震災以降は「1週間以上の備蓄が必要」と変わりました。電池は使わなくても自己放電などで消耗していきます。いざ使おうと思ったとき電池が消耗してダメな場合もあるので、ラジオや懐中電灯に入れてみて動作確認を行いましょう。救急セットなども防災グッズには入っていると思いますが、消毒薬や傷テープなどにも使用期限があるので一度確認を行いましょう。手回し充電でラジオが聴けて、懐中電灯にもなり、携帯電話も充電できる優れもの。ただし古いものだと最近のスマートフォンに充電できない可能性もあるので、充電器は別で用意するなどしましょう。家族構成は変わっていませんか?子どもが成長して、用意していた服や靴が小さくなっていたり、備蓄の食料が足りなくなっていたりしませんか?また、結婚や出産、同居など家族構成や環境が変わると必要なものも変わります。新たにペットを迎えていれば、その分も必要になるでしょう。そういったことも含めて、年に一度は見直しを行いましょう。(井上)飲料水食料品乾電池医薬品多機能ラジオライト– 2 –

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