デジタルまいど 74号
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デジタルまいどNo.74発行日:2015年5月25日digitalまいど編集室発行者:大阪市西成区南津守7-15-16TEL:06-6652-8000(代) FAX:06-6652-8894http://www.ksinet.co.jp/下記ホームページにてデジタルブックでもご覧いただけますWindows 10でWindowsはサービスになる!ウィンドウズOSの新バージョン「Windows 10」が今年の夏、190カ国111言語で発売されるとMicrosoftから発表がありました。今までウィンドウズでは新しくリリースされる度に操作性や機能が変化してきましたが、今度のWindows 10は今までとは違う画期的なものとなるようです。スタートメニューの復活Windows 8で無くなり、Windows 8.1でスタートボタンだけ復活しましたが、Windows 10ではスタートメニューも完全復活します。さらに、スタートメニューの右側にWindows 8のようなライブタイルやアプリタイルも配置できます。Microsoftは今度のWindows 10をあらゆるハードで動作させようとしているようです。そして、ずっとWindows 10という冠をつけ、いつまでも最新のアップデートをサポートして。もうこれは単なるパソコンのOSでなく、色々なアプリを動かすためのベースとなるサービスのようなものです。さあ、皆さんはMicrosoftのこの壮大な変貌にどう対処しますか?(村田・高橋)新しいWebブラウザー「Edge」搭載無償でアップグレード、Windows 10が最終バージョン?なんと、Windows 7や8.1を使用しているユーザーは全員、Windows 10発売後1年間は無償でのアップグレードが保証されます。より多くのユーザーに利用してもらえるよう、かつてない大盤振る舞いです。そして、Windows 10以降はパソコンの寿命が来るまで、ずっと最新のバージョンを使い続けられるようになります。(企業向けのEnterprise版ウィンドウズは無料アップグレードの対象外)そして、どうやらWindows 10はウィンドウズの最終バージョンになると言われています。タッチUI→← マウス+キーボードUIの切り替え「continuum(コンティニュアム、直訳=連続体)」という機能で、タブレット向けなどのタッチ操作の画面、パソコン向けのキーボード+マウス使用に適した画面に切り替えができるようになります。例えば、どちらの機能も兼ね備えているSurfaceというパソコンでは、キーボードを外すとポップアップが表示され、タッチ操作に適した画面を選べるそうです。パソコンもモバイルもIoTもすべて「Windows 10」パソコンやスマートフォン、ゲーム機、さらに画面を持たないIoT(Internet of Things:モノのインターネット)など、様々な種類のデバイスで、同じWindows 10が動作するそうです。これまでのウィンドウズのリリース状況Windows XP 2001年10月Windows Vista 2007年1月Windows 7 2009年9月Windows 8 2012年10月Windows 8.1 2013年10月Windows 10 2015年7月?おおむね3年ごとにウィンドウズはリリースされてきました。Windows 10ではInternet Explorerとは違う、全く新しいWebブラウザー「Edge(エッジ)」が搭載されます。Webページ上にコメントを手書きしたり、メモを挿入できたり、バナーや広告などを非表示にできるなどの新機能が実装されています。また、iPhoneのSiriのような音声ガイドシステム「Cortana(コルタナ)」も搭載され、連携して動作するそうです。従来のブラウザー「Internet Explorer」の存続も気になるところですが、当面は並行して提供されるようです。– 1 –

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