デジタルまいど 73号
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皆さんは、ブラウザのアドレス欄に表示されているURLが“https”から始まっていることの意味をご存じでしょうか?HTTPS(Hyper Text Transfer Protocol Secure)は、通常のHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)に、SSL (Secure Sockets Layer)と呼ばれるセキュリティ機能を付加したものです。つまり、この通信は「SSL」という仕組みによって守られていますよということです。それでは、SSLとは一体何なのでしょうか?実は、SSLとはネットワーク上でやり取りされる情報を暗号化し、安全に送受信するための通信規格です。HTTPを使った通常のインターネット通信は、平文でそのままの情報を送信しています。ですから、送信した情報を通信経路の途中で、盗聴されて流用される危険性を持っています。また、HTTPにはそのアクセスしているサイトが本当に、目的のサイトかどうかを検証する術がありません。偽物のサイトにうっかりと大切な情報を送信してしまうこともあるわけです。このような「盗聴」や「成りすまし」を防ぐ為に、ショッピングサイトのようなセキュアなサイトには必ずといって良いほど、SSLは導入されています。ウェブサイトにSSLが導入されているかどうかは、ブラウザのアドレス欄に鍵マークがついているかどうかを見てください。鍵マークがついている場合は、「SSLサーバ証明書」がインストールされており、安全な暗号化通信が出来ることを表しています。「SSLサーバ証明書」とは、ウェブサイトの所有者の情報、送信情報の暗号化に必要な鍵、そして発行者の署名データを持った電子証明書で、SSL通信をするために必要なものです。この電子証明書で、そのウェブサイトの確認を行い安全な通信を行う仕組みになっています。この証明書の発行者は、信頼できる第三者機関としてこのウェブサイトのデジタル証明書を発行してくれる認証局のことです。認証局にも色々とありウェブサイトを運営する会社の所在まで認証してくれるものと、そのドメインの所有者であることのみ認証してくれるものがあります。Google検索でもHTTPSを使ってアクセスできるサイトを優先的に表示しようという動きがあったりと、SSLは今後インターネットをさらに安全なものにするために推進されていくでしょう。(村田)プレゼントをラッピングしたり、部屋のインテリアを変えた時、中々おしゃれにならない…そんな時は、マスキングテープを使ってデコレーションしてみませんか?マスキングテープとは、塗装等で一部のみ塗料を塗る際に、作業箇所以外を保護する為のテープです。作業が終われば剥がしてしまうため、粘着力は弱いです。現在では装飾用に様々な色・柄のものも発売されており、文房具・雑貨として人気を集めています。マスキングテープは簡単にちぎれて、すぐに剥がせるのが特徴です。貼り直しもしやすいので安心ですね。今回はこのマスキングテープを使って色々とデコレーションしていきます。まず、普通のペンスタンドに貼ってみました。貼るだけで雰囲気が変わり、とても明るい印象になったと思いませんか?写真や資料を貼るのはもちろん、ふせんやインデックスとしても使えます。更に、マスキングテープは上から文字を書く事もできますので、予定やメモを貼ったり、タイトルや重要なポイントを目立たせるという使い方も出来ます。訂正や予定の変更があったとしても剥がすだけ。とても便利です。USBの配線がごちゃごちゃしていてどれか分からないということはありませんか? そんな時もマスキングテープを貼っておけば、一目で分かります。個別に色を分けて、文字を書いておけば更に見やすくなります。紙コップなどを大人数で使う際にもテープに名前を書いて貼れば、誰のものかすぐに分かりますね。今回はミニスプーンにテープを貼ってみました。不器用な私でも簡単に作業が出来ました。(あまりおしゃれにアレンジ出来なかった点だけが残念です…)マスキングテープは様々なものに使えますので、使い方は自由。他にもまだまだ沢山あります。活用法を自分で考えるのも楽しいですね。(関屋)「SSL」って なんだろう!?~マスキングテープでアレンジしてみよう~小物のアレンジに手帳やノートに整理整頓に– 2 –

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