デジタルまいど　72号

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秋に入り競馬ファンにとっては週末が待ちきれない季節になってきました！！（競馬は春と秋にビッグレースが多いんです）競馬はその名の通り、「馬が競走するスポーツ」ですがそのお馬さんたちの事を“サラブレッド”と呼びます。では、この“サラブレッド”という言葉にはどんな意味がこめられているのでしょうか？サラブレッドは、「徹底的に（THOROUGH）品種改良された（BRED)」という語源からきています。早く強い馬から、より早く強い馬を作り出す。競馬が「ブラッド・スポーツ」とも呼ばれるのは、こうして優秀な血統が受け継がれているからなんです。日々、交配と淘汰が繰り返され人間が生み出した最高の芸術品とも呼ばれています。たった3頭にたどり着く！?「ディープインパクト」という馬の名前を一度は聞いた事があるのではないでしょうか？　無敗で3冠（皐月賞、日本ダービー、菊花賞）を勝ったこの馬のたくさんの子供たちが、今競馬場で走っています。レースによってはおよそ半数もの馬が、ディープインパクトの子供だったりする時もあります！そんな父方の血統をさかのぼると、実はたった3頭にたどり着きます！バイアリーターク、 ゴドルフィンアラビアン、ダーレーアラビアンという3頭の子孫なのです。このサラブレッドたちは「三大始祖（三大父祖）」と呼ばれています。競走馬としての運命サラブレッドの競走馬としての寿命は短く、2～3歳でレースに出るようになり、多くの馬は5～6歳の間に引退します。引退した後は、繁殖牝馬、種牡馬となりその優秀な血を後世に残すことになります。しかし、残念なことに幸せな余生を過ごせるのは活躍したほんの一握りのサラブレッドだけです。名馬長い競馬の歴史の中で、名馬と呼ばれる馬もたくさんいますが、その中から少し紹介しましょう！無敗の三冠馬。その異次元の走りはその名の通り人々に衝撃を与えました。悲劇の逃げ馬。スタートしてから他の馬に影さえ踏ませないそのスタイルで大活躍しました。地方出身の三流血統馬が、中央のエリート馬たちを倒す姿は競馬ファンの胸を熱くしました。（宇崎）ディープインパクトサイレンススズカオグリキャップもはや馬じゃない!?もはや馬じゃない!?もはや馬じゃない!?もはや馬じゃない!?～サラブレッドの秘密～～サラブレッドの秘密～もはや馬じゃない!?～サラブレッドの秘密～悲劇の逃げ馬。スタートしてから他の馬に近年、健康ブームにより、様々な健康食品が話題となっています。そんな中で、ミドリムシという生物が注目されているのをご存知でしょうか？「昆虫を食べるのか」と思われた方も多いと思いますが、ミドリムシとはユーグレナとも呼ばれる微生物で藻の一種です。鞭毛（べんもう）を使って移動し、細胞内の葉緑体で光合成を行い、動物と植物の性質を併せ持っているので、両方の栄養素を持っているのです。ビタミン・ミネラル・アミノ酸・DHA等…その数、59種類！更に消化率も高いため、これらの栄養素を吸収しやすいのです。また、ミドリムシはパラミロンという成分を持っています。この成分は不要な物質を取り込む食物繊維のような特性があるといわれています。最近では、ミドリムシを使った菓子・飲料がコンビニやスーパーでも販売されており、手軽に購入できます。余談ですが、私もミドリムシのデザートを食べてみました。苦味や味の癖もなく、とても美味しかったです。ここまで食品としてミドリムシをご紹介してきましたが、実はそれだけではありません。ミドリムシ由来のバイオ燃料が、石油に替わるエネルギーとして期待されているのです。ミドリムシは酸素のない環境に置かれると、パラミロンからワックスエステルという油脂を作ります。この油が燃料の元となります。バイオ燃料とは植物から作られる燃料で、石油を使うよりも二酸化炭素の排出量を抑える事が可能です。なぜかというと、燃料を燃やす際には二酸化炭素が発生しますが、バイオ燃料の場合は原料の植物が光合成により二酸化炭素を消費しているため、総排出量は増加しないという訳です。ミドリムシの燃料の実用化が進めば、環境に優しいエネルギーとして温暖化対策にも役立つことでしょう。ミドリムシを使ったバイオプラスチックの開発や、ミドリムシの量産化・大量培養も進んでおり、更に市場は拡大、発展していくと予想されます。無数の可能性を秘めているミドリムシ。ミドリムシによって現代社会の問題が解決される日が来るかもしれません。（関屋）近年、健康ブームにより、様々な健康食品が話題となっていまミドリムシの力鞭毛（べんもう）葉緑体凄い!編集後記4Kテレビやハイレゾ・オーディオなどが家電売り場を盛り上げています。携帯電話売り場では、腕時計型や眼鏡タイプなどのウェアラブル端末なども展示されはじめています。デジタル家電好きにはたまらないニュースですが、昨今の経済情勢のため我が家の財布のひもはなかなか固く、垂涎（すいぜん・すいえん）の的に終わってしまいそうなのが残念です･･･（高橋）‒ 4 ‒

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