デジタルまいど 70号
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です。口が針のようになっていて植物の汁を吸うからでしょうか。また、中には血を吸うカメムシもいて伝染病の原因となる衛生害虫に分類されるカメムシもいるそうです。「サシガメ」と言う人間が不用意に触ると刺してしまうカメムシもいます。カメムシはどれぐらい臭いかと言うと・・・カメムシ自身にも有毒なぐらい臭いです。カメムシが臭いを放つと周りのカメムシは逃げていくそうです。こうやって仲間に危険を知らせているのかもしれません。そして、こんな臭いカメムシの臭いが衣服につくとなかなか取れません。カメムシの臭いはカメムシ酸と呼ばれていて、ヘキサナール、オクテナール、ディセナールと言う成分を中心に組成されています。もし、カメムシの臭いが染み付いて困ったら、柑橘系の中性洗剤を入れたぬるま湯に半日漬けてから洗濯機に入れてください。ここまでしないと落ちない臭いなので大変です。屁こき虫や、クサムシとの俗称があるカメムシも、危害を加えなければ臭いを出しません。もし洗濯物についていてもなるべく刺激しないようささっと振り落としてあげてください・・・(村田)臭い虫と聞いて、みなさんはどんな虫を想像しますか?汚い虫は沢山思いつきますが、臭いとなると・・・そう、カメムシです。春になると越冬したカメムシが活動を再開します。そろそろ現れ始めたのではないでしょうか?カメムシはやはり害虫なのですが、その害虫にも、不快害虫、衛生害虫、農業害虫の3つがあり、カメムシは不快害虫に分類されます。人間が不快に思うだけで害虫と認定されるのは可愛そうですが、まぁ仕方ありません。カメムシにも様々な種類がいます。中には人間の役に立つ益虫のカメムシもいます。「ハナカメムシ」と呼ばれるカメムシは、アブラムシ等から野菜や米を害虫から守ってくれます。せいぜい2mm程度の大きさなので臭いも感じないかもしれません。ちなみに、あの夏にミーンと鳴く「セミ」も、実はカメムシの仲間花粉症とは、アレルギー性鼻炎の一種です。花粉が体内に入ると過剰に防御しようとするので、鼻水やくしゃみ、目のかゆみが発生します。原因となる花粉の種類は大変多く、代表的なスギ・ヒノキ以外にもシラカバやブタクサなど…それぞれ花粉の飛散時期も異なります。そのため一年中花粉症に悩まされる場合もあります。考えただけでも恐ろしいですね。予防策として外出時に眼鏡やマスクをつけるのは勿論、帰宅時には外で一度服をはらう、自宅では空気清浄機を置く、こまめに掃除をする等、室内・室外でちょっとした工夫をすれば花粉の侵入を防ぐことが出来ます。最近では花粉をカットする眼鏡やマスク用スプレーなど、便利な花粉対策グッズが販売されています。合わせて使用すれば効果もアップしそうですね!それでも症状が酷い場合は薬・点鼻薬も使いましょう。花粉症の薬は症状を抑える反面、眠気やだるさ、口の渇きなどの副作用が出る場合があります。眠気が起こりにくいタイプもありますので、仕事中に使用する場合にはおすすめです。くしゃみが止まらない、目がかゆい。 そんな症状が出始めたら要注意!貴方も、花粉症デビューを迎えるかもしれません…。花粉症対策法薬では症状を和らげるだけですが、治療で自分の体質を変え、改善する方法もあります。レーザーでの手術療法、注射での減感作療法などがあり、今注目なのが、舌下免疫療法です。その治療法とは、舌下に治療薬(スギ花粉のエキス)を垂らすというもの。シダトレンという薬が今年5・6月から保険が適用される予定とのことです。2~3年の治療が必要ですが、症状が軽減されれば嬉しいですね。花粉症は食生活やストレスも関係しているそうです。ヨーグルト(乳酸菌)や、れんこん(ポリフェノール)、ハーブティー等が、花粉症改善に効果があるといわれています。また逆に、スギ花粉症の人がトマトを食べると症状が悪化してしまう場合があるとか。(加熱すればOKとの話も…)アルコールの摂取もあまり良くないようです。★つらい症状をなくすには★その他自分の症状に合った対策法を取り入れて、辛い日々ともオサラバしましょう!(関屋)編集後記笑っていいともが終わり、消費税が8%になり、出会いと別れ、新学期、入社式と、いろいろと変化の多い季節になりました。五月病に悩まされる人も出てくる季節ですが、気候もよくなってきているので、気分転換をしてストレスをためないようにしていきましょう!(高橋)– 4 –

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