デジタルまいど 70号
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みなさんは「SR(Substitutional Reality、代替現実)」という言葉を聞いたことがありますか?この技術は、VR(Virtual Reality、仮想現実)、AR(Augmented Reality、拡張現実)の次にくる技術として最近注目されています。この「SR(代替現実)システム」の特徴は、あらかじめ用意された過去の映像をリアルタイムの映像のところどころで差し替えて流すというものです。その結果、今見えている映像が現実(リアルタイム)のものなのか、虚構(過去)のものか分からなくなってしまうというわけです。SRシステムを体験するには、まず「エイリアンヘッド」と呼ばれるヘルメットを装着します。このヘルメットをかぶると、「リアルタイムに目の前で起こっている実際の光景と音」と、「過去に同じ場所で記録された360度パノラマ映像と音」が交錯しながら目と耳の中に飛び込んできます。すると不思議なことに、いま自分の目に見えている光景や、いま自分の耳に聞こえている声や足音が、ヘルメットの外側で起こっている現実の出来事なのか、それとも過去に記憶された映像と音なのか、まったく判断できなくなるそうです。映画「マトリックス」で描かれている世界はコンピューターによってつくられた仮想空間ですが、住人はそのことにまったく気がついていません。SRシステム体験者も、「マトリックス」の世界の住人同様に、誰かの作った嘘の景色を現実と感じてしまいます。SR(代替現実)はまだまだ開発途中の技術ですが、これから先研究が進めば、結婚式や卒業式などのイベントをパノラマで撮影することで、後からそのイベントを体験するという事も可能になるということです。映画ハリーポッターにでてくる「憂いの篩」のような、他人の体験を後で自分も体験するということもできるようになってくるかもしれません!!(宇崎)現実と虚構を区別できなくする新技術!とはsrシステムまず、ハードボタンが搭載されているため、電話の受信や発信がしやすいことや、メールや電話、SNS(TwitterやLINEなどのソーシャル・ネットワーク・サービス)などでの誤操作による入力間違い、押し間違いが少ないことが挙げられます。操作ミスが少ない何故、従来型の携帯電話がガラケーと呼ばれているか、ご存じですか。ガラケーとは「ガラパゴス携帯」の略で、ガラパゴス諸島の動物のように独自の進化をした日本の携帯電話のことを指します。日本人のニーズに応じて変化を遂げたガラケーと、世界中で使われているオシャレなスマホでは、やはりなじみ深いガラケーの方が、使い勝手良く感じるのでしょうか。ガラケーに戻す人達の中には、タブレットと一緒にガラケーを持つという人もいるようです。ガラケーでWebサイトの閲覧をしようとすると見づらかったり、SNSの使い勝手もあまり良くなかったりしますよね。そこをタブレットで補い、ガラケーを電話とメール専用の端末として持ち歩くという手もあるようです。今更ガラケーに戻すなんて…と思う方もいるかもしれませんが、今のスマホの用途を考えたときに、もしかしたらガラケーに戻した方が良かったりして…!(山藤)スマホに比べ、少々使い勝手の悪い面や使えるアプリが少ないという理由から、SNSやインターネットを利用する時間が減り、"SNS疲れ”から解放される場合も…!?インターネットに操られているような感覚は、無くなりそうですよね。依存からの脱却スマホでは常に電池の残量を気にするという人がほとんどでしょう。連続待ち受け時間を比較しても、スマホはガラケーの足下にも及ばぬようです…。スマホだと、アプリで必要以上に遊んでしまうことも余計にバッテリーを減らす原因になっていますね。バッテリーの持ち時間が長い電話とメールしかしないのであれば月額費用はかなり安くすみ、パケットし放題を契約してもスマホより1000円程度安くなる場合が多いようです。浮いたお金を貯めてタブレットを買って二刀流!なんて手もありますね。維持費が安い今、周りを見渡せばほとんどの人がスマートフォン。しかし最近ではガラケーに戻す人が少なくないそうです。そんなガラケーの魅力について改めて考えてみました!– 2 –

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