デジタルまいど 67号
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digitalまいど編集室〒557-0063 大阪市西成区南津守7-15-16TEL:06-6652-8000(代) FAX:06-6652-8894最新号は下記弊社ホームページにて、デジタルブックでもご覧いただけます。印刷物をご希望の方は編集室までご連絡下さい。http://www.ksinet.co.jp/発行者:デジタルまいどNo.67もう地デジが見られなくなる??新技術「4K」って?みなさんは4Kという言葉を聞いた事がありますか?3K(死語!?)と言えば、「きつい・汚い・危険」ですよね。じゃぁ4Kは「きつい・汚い・危険・臭い!!」…なわけないですね。実は「4K」とは、フルハイビジョンを超える次世代映像フォーマットの事なんです。 現在広く普及しているフルHDの解像度が(フルハイビジョン=1920×1080ピクセル)ですが、4Kになるとなんとこの約4倍の解像度(4K=3840×2160ピクセル)にもなります。 簡単に言うと「キメが細かく、今よりもめちゃくちゃ綺麗に映る」という事です。 実は、現在の地デジや衛星放送でもフルHDの解像度で放送されていない、という驚愕の事実があるにもかかわらず、もう4Kの放送が計画されています! その気になる放送開始時期ですが、総務省の発表によると、当初予定していた平成28年の放送開始予定から前倒しして、26年夏の開始を目指しているそうです。 その年の7月にブラジルで行われるサッカーワールドカップ(W杯)決勝トーナメントに間に合わせ、次世代テレビの需要を喚起し、日本が優位性を持つ高画質技術によりテレビメーカーの国際競争力を高める狙いもあるようです。 そう、まだ試験的ではありますが、実は来年には放送が開始されるんです! フルHDを視聴する場合は、一般的に画面の高さの約3倍離れた場所が最適な視聴距離とされています。 4K液晶パネルでは、フルHDの半分の距離まで近づいても画素が気にならず、画面に対する視野角も約60度に。 視野いっぱいに映像が入り、迫力に満ちた臨場感を堪能できるそうです。 USJの人気アトラクション「スパイダーマン」が改良され、4Kの解像度で3Dを楽しめるようになっています。 スパイダーマンの服の縫い目までわかる程、迫力ある美し映像で再現されています。 4Kの解像度は3840×2160と説明しましたが、実は4Kの次の規格8K(スーパーハイビジョン)も発表されています。 その解像度は7680×4320。なんと現在のフルハイビジョンの16倍の解像度です。 解像度がある水準を超えると、それまで「画面上に再生された映像」であったものが、映像ではなく「そこにある現実」に見えてくるらしいです。 家電量販店で4Kを見たときも、めちゃくちゃ綺麗と思いましたが、8Kになるとそこにある現実・・・ぜひ見てみたいですね! もうすでに4K対応のテレビは大手家電メーカー3社から出されています。・・・正直高いですね。 ただこれでも2年前から比べると、1インチあたりの価格がおよそ半分にまで下がっています。もう2~3年すればもっと下がるかもしれませんね。 ただ、4Kの次に8Kの放送が決まっているので、「4Kいつ買うの?・・・今でしょ!!」とは断言できないですね(笑)  (宇崎)30度30度3MフルHD画像視野角視界視聴距離60度1.5M4K画像視野角視界視聴距離■各陣営の4Kテレビが出そろったソニーシャープ55㌅65㌅84㌅60㌅70㌅50万円75万円168万円65万円85万円東 芝58㌅65㌅84㌅50万円75万円168万円(金額は店頭想定価格)4Kの放送開始は来年!!4Kの次は8K!4Kテレビの気になるお値段は・・・4K画像の視聴距離– 1 –2013年7月22日発行

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