デジタルまいど 63号
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どれも一長一短である事がご理解いただけたと思います。じゃあ結局どれがいいんだろう?と思われる方のために、参考までに私たちの社内で購入した加湿器についてお話をしましょう。自費購入だったため、本体価格から「ハイブリット式」はあきらめ、「加熱式」と「超音波式」で悩んだ末に、「加熱式」を選択しました。選んだ理由は、ずばり「カルキ」です。超音波式は水を超音波で霧状にして空気中に放出しますので、水道水に含まれるカルキなども一緒に放出されます。その水分が蒸発するとカルキが白い粉として付着してしまいます。テーブルの上などについた白い粉は掃除すれば良いのですが、社内にはPCやプリンタなどの電子機器が多く、その粉が機器の中に入り込むと、故障を引き起こす場合もあるからです。加熱式は水を沸騰させて水蒸気のみを放出するのでこのような心配はありません。そういった理由から、私の部署では加熱式の加湿器を購入する事にしました。ですが加熱式がすべてにおいて良いわけではありません。上記のようにすべてにメリット・デメリットがあるので、使用環境に合わせた加湿器選びをしていただきたく思います。これで皆さんも今年の冬はツヤツヤテカテカお肌間違いなし。健康的に過ごすためにも、ぜひ加湿器の導入をご検討ください!なお宣伝っぽくなっていますが、ケーエスアイでは加湿器の販売は取り扱っておりません。(元稲)うだるような暑さも過ぎ、徐々に涼しくなってきた今日この頃。みなさん冬に向けての準備はもう万端でしょうか?冬服、布団、ストーブ……冬を迎える前に用意しなければならない物は数多くあると思いますが、その中でも最近注目を集めているのは、乾燥への対策です。乾燥しすぎると肌がかゆくなったり、ウイルスが繁殖しやすくなったりします。そこで必要になるのがそう、加湿器です。加湿器と一言で言っても様々な種類があるのですが、大きく4種類に分けることができます。以下にその種類と特徴ををまとめました。暗号化認証方式には、主に「WEP」と「WPA」と呼ばれる二つの方法があります。「WEP」を改善して、認証機能をつけたものが「WPA」です。この「WPA」の認証機能には「PSK」と「EAP」と言う2種類があり、「PSK」はアクセスポイントに設定された鍵を用いて認証を行い、「EAP」は認証サーバーを使用する方法となっています。また、実際の暗号化技術には「TKIP」と「AES」の2種類があり、「AES」の方が次世代の暗号化方式と言われ、解読方法は現在も見つかっていないので非常に安全です。以上のことから、Wi-Fiを利用する場合には、「WPA2-PSK-AES」という方式を選択するのが最も安全で、おすすめの方式です。しかし、ゲーム機など一部の機器では「WPA」方式が指定できない場合があります。その場合は「WEP」を選択する必要があるので、不正なアクセスがないか、時々気をつける必要があります。 (村田)まず、Wi-Fiでアクセスポイントに接続する場合には、「SSID」と呼ばれる識別子を指定してどのアクセスポイントに接続するかを指定する必要があります。「SSID」は無線LANで、混信を避けるために付けられる名前ですが、最大32文字までの英数字で構成されています。「SSID」が分からない場合でも、自分の周りのアクセスポイントを検索する事で「SSID」を検出する事が出来ます。誰にでも検索でき、簡単に知られてしまう「SSID」だけではセキュリティ上の問題がありますので、実際にアクセスポイントに接続するには「SSID」以外にも「暗号キー」が必要となります。しかし、暗号キーを直接入力しなくても、親機と子機のボタンを押す事で簡単に無線LANの設定ができる「WPS」と呼ばれる機能もあります。バッファロー社では「AOSS」、NEC社では「らくらく無線スタート」という同様の機能があります。アクセスポイントにWi-Fiで通信する方法暗号化について加湿器の選び方のポイント!種 類メリットデメリット水を加熱し、水蒸気にして放出するタイプ•加熱するため、カルキや雑菌の飛散がほとんどない•パワーが高く、加湿速度が速い•加熱するため、吹き出し口が熱くなる•消費電力が高い水を超音波で分解し、霧吹きのようにして放出するタイプ•消費電力が少ない•本体価格が比較的安価•加熱しないので、熱の心配がない•水道水内のカルキなども一緒に放出される•フィルタを清潔に保つために頻繁に掃除が必要フィルターに水分を含ませ、そこに風を当てて放出するタイプ•消費電力が少ない•加熱しないので、熱の心配がない•加湿速度が遅い•フィルタを清潔に保つために頻繁に掃除が必要•蒸気の風が冷たく、冬場は寒い加熱式と気化式の中間にあたる、良い所取りしたタイプ•加熱するため、カルキや雑菌の飛散がほとんどない•部屋の状況に応じて加湿方式を切換える事ができるため、省エネ•本体価格が比較的高価•蒸気の風が冷たい加熱式超音波式気化式ハイブリッド式– 3 –

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