デジタルまいど 60号
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– 4 –今年2012年は辰年ですね!辰年といえば龍ですが、龍は何故十二支に入っているのでしょうか?そもそも龍って長くてかっこいいイメージで、何も知らないけど、どういう生物なのでしょうか? 龍とは? 中国神話での龍は、神獣で、四霊のひとつ(鳳凰・麒麟・霊亀・竜)。住処は水中(海や湖等)もしくは地中といわれる。角は鹿、頭はラクダ、眼は兎、身体は蛇、腹は蜃、背中の鱗は鯉、爪は鷹、掌は虎、耳は牛に似るとされ、口辺には長髯、顎下には宝珠を持っているといわれています。天空へ竜巻となって昇り、啼き声で嵐や雷雲を呼ぶとされています。耳は牛角は鹿鱗は鯉掌は虎爪は鷹腹は蜃体は蛇頭はラクダ目は兎 竜の違い 竜は沢山の国々に伝わりましたが、国によって様々な変化をしていったようです。日本では元々あった蛇の信仰と融合し、水の神・竜神として各地で信仰されてきました。インドにはナーガという蛇神・水神がおり、仏教伝来以降の中国の竜に影響を与えたとされています。西洋では竜=ドラゴンは鋭い爪や牙を持ち、口から毒や火の息を編集後記でじたるまいど 編集室Eメール d-maido@ksinet.co.jp ログアウト投稿する吐くとされていて、悪役で登場する事が多く、あまり良い物として考えられていません。(ファンタジーで良く出てくる龍は、こちらのイメージが強いのではないかと思います。)爬虫類に似た伝説の生物や、恐竜などにも竜という言葉が使われたりします。 何故十二支なのか? 実在する動物ばかりの十二支の中に何故架空の生物の竜が入っているのか?その理由ははっきりと分かってはいませんが、何通りかの説がありますのでその内の一つをご紹介します。実は龍はワニが起源であるという説があります。古代中国で、滅多に現れない数少ないワニが、伝説の生物である龍へと変化していったという事です。確かにそう考えると姿が似ていますね。龍は架空ではなく実在する動物として、十二支に選ばれていたのかもしれません。 逆鱗に触れる? 「逆鱗(げきりん)に触れる」という言葉の由来は龍にあるのをご存知ですか?逆鱗というのは龍の顎の下に一枚だけある鱗のことで、これだけ逆さに生えているといわれています。おとなしい龍でもこの逆鱗を触られると激怒し、触った者を殺してしまうそうです。龍は王の象徴であったので、主君の怒りを買う事を「逆鱗に嬰れる」と表現するようになり、そこから、目上の人の怒りを買うという意味で使われるようになったとか。 最後に 調べれば調べるほど龍は奥が深くて、今も人々を魅了し続ける魅力ある生物だと改めて思いました!龍グッズを揃えてご利益を頂き(あるんでしょうか?)、今年こそダイエット成功させてみせます〜!目標ひったつ!(関屋)についてについて龍2012年、平成24年の今年の干支は、壬辰(みずのえ たつ)。皇紀では2672年です。閏年で、ロンドンでオリンピックが開催される年です。マヤ文明で用いられた長期暦が今年の12月21日〜23日で終了と言われ、人類滅亡説が予言されている年でもあります。おまけに、12月のその頃には、地球から見て銀河系の中心とされるいて座と太陽の位置が26,000年ぶりに近距離で一直線に並び、太陽活動の極大期とも重なり、大きな被害が出ると指摘している科学者もいるそうです。日本経済もなかなか回復しませんし、政治も混沌とし、国の財政危機が家計へじわじわと直撃と、なんだかお先真っ暗な年のようですが、東北地方の被災地のみなさんが元気で頑張っているように、この逆境の中でもKSIは今年も元気で頑張りますので、何卒よろしくお願い致します! (高橋)

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